リオ・オリンピックで大活躍したケンブリッジ飛鳥選手。
2016年には所属していた「ドーム」を退社して、プロへと転向しました。
最近は体操の内村航平選手を始め、水泳の荻野公介選手もプロへと転向してかなりプロへと転向するアスリートが増えたように思います。
実際プロになるメリットはどんな事があるのでしょう?
また、やはり収入も増えたりするのでしょうか?
今回は、ケンブリッジ飛鳥選手について紹介したいと思います!
目次
ケンブリッジ飛鳥ってどんな人?
プロフィール
生年月日 1993年5月31日
出身地 ジャマイカ・大阪育ち(国籍日本)
身長 180cm
体重 76kg
学歴 日本大学卒
ベストタイム
100m 10秒08
200m 20秒62
4×100m 37秒60(アジア記録・日本記録)
メンバー(山縣亮太-飯塚翔太-桐生祥秀-ケンブリッジ飛鳥)
ケンブリッジ飛鳥選手は、2歳の時にジャマイカから日本へ来て大阪で育ちました。
小学校時代は陸上では無くサッカーを6年間していましたが、中学に入ると陸上部の先生の勧めで陸上を始める事になりました。
才能が開花したのは高校に入ってからで、2年生の時に初めて10秒台へ突入すると、3年にはインターハイのリレーと、日本ジュニア選手権の200mで日本一に輝いています!
その後大学へと進学し、2012年の世界ジュニア選手権では、リレーでジュニアアジア記録を樹立し、2013年には東アジア大会200mで優勝して、自身初の国際タイトルを獲得しました!
そして、社会人となった2016年5月の大会で、自己ベストの10秒10を記録した事から、リオ・オリンピックの参加資格を得て、あの銀メダルの活躍へと繋がります!
今後はプロへと転向した事で、どんな活躍をしてくれるのかに注目が集まっています!
ケンブリッジ飛鳥がプロに転向した理由とは?
今までの陸上選手やスポーツ選手は大学を卒業すると、ほとんどは実業団に所属して働きながら、競技に参加すると言うのが通例でした。
ケンブリッジ飛鳥選手も、大学卒業後は「ドーム」と言う大手のスポーツ用品販売メーカーに所属しています。
実業団に所属するメリットとしては、一応会社員としての地位が保証されているので毎月の給料も支払われますし、住居や食事、遠征費などの面も手厚く支援されます。
そして、何よりのメリットが選手生命が終わったとしても、そのまま社員として働き続けられると言うのが大きいと思います。
ただ、その手厚い支援が精神的な甘さを生む原因になるとも言えます。
と言うもの、以前ケンブリッジ飛鳥選手がインタビューでこう語っていました。
「大学生の時から、いつかプロ選手としてやっていきたいと思っていました。世界のトップ選手は皆プロですよね。自分の体一つで戦っていると思うんです。そういう意識の部分で差が出るのかなと思うんです」
出典http://number.bunshun.jp/articles/-/827085?page=2
ケンブリッジ飛鳥選手は、もともとプロとしてやっていきたいと言う意識は持っていましたが、やはり周りの意見もあったのか大学卒業後は通例通りに実業団へ所属しました。
しかし、夏にオリンピックを経験して、実際に世界でプロとして活躍する一流選手を目の当たりにして意識が変わったのだと思います。
やはり、安心の元でやっているより、自力で何とかしないといけないハングリーさが、更なる能力を引き出す要素であると認識したのではないでしょうか。
ボクシングでも、チャンピオンになるまではハングリーで強かったのに、チャンピオンになってお金が入るとハングリーさを失い弱くなると言うのはよくある話です。
(もちろんチャンピオンになっても強いままの選手もいますが・・・)
やはり人間、何か必死にやらなければならないと言う状況が、一番能力を発揮するのではないでしょうか。
ケンブリッジ飛鳥選手は、恐らくそう言った事を強く思うようになり、それが理由でプロに転向したのではないかと思います。
最近は常に9秒台への憧れも口に出してしますし、年齢的にも一番能力を発揮出来る年なので、ここで一気に人生をかけた勝負に出たのではないでしょうか。
プロ転向でどんなメリットが?年収は増える?
プロ転向のメリットとしては、精神面の意識が変わりアスリートとしての自覚をハッキリ持てる所だと思います。
実業団に所属していると、極端な話とりわけ活躍してもしなくても収入は変わらない訳ですし、結果がダメでも大してダメージはありません。
しかしプロになると、ある意味結果が全てですし、それによって今後の収入も変わってきたりします。
活躍出来なければ広告塔の意味が無くなり、スポンサーもつかなくなります。
逆に活躍すればするほど宣伝効果が高まるので、スポンサーも増えますし契約料も高くなっていきます。
それを考えると、どれだけプロに転向した人達の意識が高まるかが分かると思います!
「自分の未来は自分で作る」「やらなければ先は無い」と言う状況は、アスリートにとってはある意味理想的な精神状態なのではないでしょうか。
それくらいのハングリーさが無いと、0.01秒を争う戦いには勝てないのかも知れません。
そして、プロになる事で年収は増えるのでしょうか?
これも要するにどれだけスポンサーを獲得出来るかや、テレビやメディアの仕事がとれるかによると思います。
現在ケンブリッジ飛鳥選手は、陸上競技に関してはアメリカの「フリン・スポーツマネジメント」と、国内のメディアには「ユニバーサルスポーツマーケティング」と代理人契約を結んでいます。
これからこの代理人を通して、スポンサー獲得やメディアへの露出が決まってくると思います。
それは当然、ケンブリッジ飛鳥選手の活躍度によってとれるスポンサーの数やメディアへの出演も変わってきます。
ウサイン・ボルトは、スポンサー契約だけで30億円もの年収があると言いますので、やはり活躍して国際的に有名になる事が収入アップの道ですね。
恐らく今後、ケンブリッジ飛鳥選手が日本人初の9秒台を達成すると、一気にCMとかの仕事が入り、スポンサーもバンバンつくのではないでしょうか。
そうなると、もう実業団での収入など一瞬で抜いてしまうと思います!
ただ、もし大ケガとかして走れなくなると当然商品価値が無くなるので収入は減る一方になる可能性もあります。
しかし、ケンブリッジ飛鳥選手の場合はかなり外見も良いので、モデルとか他の仕事のオファーもあるのではないでしょうか。
なので、結果的にどっちにしても今よりも収入はアップすると思われます。
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終わりに
長く活躍できないスポーツでのプロ転向は、かなり勇気のいる事だと思います。
陸上の短距離だと、恐らく30歳くらいが限界ではないでしょうか。
それを分かった上で「今」やれる事に集中させる為に、あえてリスクのあるプロに転向したケンブリッジ飛鳥選手はすごいと思います!
それだけの覚悟があれば9秒台も夢では無いと思うので、是非達成して欲しいと願います!