世界最速のスプリンターであるウサイン・ボルトが、2017年の世界陸上ロンドン大会で引退します。
ウサイン・ボルトは2002年の世界陸上で、当時15歳という年齢で優勝した事で一躍世界から注目を浴びるようになりました。
その後は走る度に記録を塗り替え、2009年にとうとう100m9秒58と言う前人未到の記録を打ち立て、世界最速の称号を手に入れました。
そんなウサイン・ボルトの両親や兄弟はどんな人なのでしょう？
また、ウサイン・ボルトは億万長者ですが現在はどんな車に乗っているのでしょう？
ちょっと気になったので調べてみました！
目次
ウサイン・ボルトってどんな人？
ウサイン・ボルト
プロフィール
生年月日 1986年8月21日
出身地 ジャマイカ
身長 196cm
体重 94㎏
記録
100m 9秒58（2009年・世界記録）
150m 14秒35（2009年、世界記録）
200m 19秒19（2009年・世界記録）
400m 45秒28
主な成績
2002年 世界ジュニア選手権 200m優勝
2003年 世界ジュニア選手権 200m優勝
2008年 北京オリンピック 100m・200ｍ優勝
2009年 世界陸上ベルリン大会 100m・200ｍ・400mリレー優勝
2011年 世界陸上韓国大会 200ｍ・400リレー優勝
2012年 ロンドンオリンピック 100m・200ｍ・400mリレー優勝
2013年 世界陸上ロシア大会 100m・200ｍ・400mリレー優勝
2015年 世界陸上中国大会 100m・200ｍ・400mリレー優勝
2016年 リオ・オリンピック 100m・200ｍ・400mリレー優勝
ウサイン・ボルトの両親は？
ウサイン・ボルトの父親はウェルズリー・ボルト（Wellesley Bolt）で、2017年で61歳になる方です。
仕事はずっとジャマイカの食料雑貨店で働いて生計を立てていましたが、2002年に自分の店を開店させています。
しかし、2017年になって15年続けた店は閉店させました。
店を辞めたのは商売がうまく行かなくなったとかの理由では無く、単純に60歳を超えたので定年と言う事みたいですね・・・。
近所の人が言うには、ウサイン・ボルトのお陰で父親は別に商売などしなくても十分お金は持っていると言う事なので、閉店しても生活には支障は全く無いようです。
そして、母親はジェニファー・ボルト（Jennifer Bolt）で、2017年で55歳となります。
母親も今までは父親と一緒に食料雑貨店で働いていました。
また、母親は元ランナーと言う事ですので、ウサイン・ボルトの足の速さは母親から受け継がれたものなのかも知れません。
父親も若い頃はクリケットをやっていたようですが、陸上で足が速かったと言う記述はありませんでした。
そして、母親について調べた時に、「元ランナー」とは書かれていたものの、短距離走者かどうかまでは書かれていませんでした。
しかし、ウサイン・ボルトの自伝には母親がニワトリと捕まえる為に一度だけダッシュしたのを見た事があり、その速さは「かなりの物だった」と語っているので、短距離走者だった可能性が高いと思います。
とは言え、ある所にはウサイン・ボルトは10歳の時に母親を走りで抜いたと書かれていたので、母親もそこまで早い選手では無かったのかも知れません。
ウサイン・ボルトの兄弟は？
ウサイン・ボルトの兄弟は兄と妹がいるので、全部で3人兄妹です。
ただ、ウサイン・ボルトの兄妹はちょっと複雑で、兄とは8ヵ月くらいしか年が離れていません。
どういう事かと言うと、当たり前ですが母親が違うと言う事です。
父親が結婚していて浮気をしたのか、まだ結婚する前に関係を持ったのかなどの詳しい経緯までは分かりませんでしたが、結局は2人の女性が父親の子供を産む事になりました。
しかし、父親は現在もウサイン・ボルトの母親と一緒に居る事から、本命はウサイン・ボルトの母親だったと言う事になりますね。
なので、兄のサディキ・ボルト（Sadiki Bolt）とは、車で3時間くらい離れた場所で暮らしていて、年に数回クリスマスや夏休みに会うくらいの関係だったと言います。
しかし、仲はかなり良いようで、子供の頃は会うと一緒にクリケットやサッカーをして遊んでいたそうです。
その兄のサディキ・ボルトは現在、クリケットの選手として活動しているようですが、プロの選手かどうかまでは分かりませんでした。
クリケットをやっているのは、完全に父親の影響のようなので、父親とは結構会っていたのかも知れません。
そして、クリケットと言うスポーツをやっているので運動神経は当然良いと思いますが、走りはとりわけ速いわけでは無いようなので、やはり足の速さは母親譲りだったのではないでしょうか。
また、妹はシェリーン・ボルト（Sherine Bolt）と言いますが、妹に関してはほとんど何の情報も出ていません。
恐らく妹はウサイン・ボルトと同じ母親だと思いますが、兄と同じように陸上をやっているとの情報は全く無いので、スポーツはやっていないと思われます。
なので、足が速ければ当然陸上の選手になっていると思いますが、陸上をやっていない事を考えると、妹もさほど足は速くなかったのではないでしょうか。
と言っても、ウサイン・ボルトと母親が同じだとすると、遺伝子はしっかり受け継いでると思うので、ただ本人にやる気がなかっただけかも知れませんが・・・。
今後はウサイン・ボルトが結婚して、その子供がどんな風になるのかがとても楽しみです！
ウサイン・ボルトの所有する車が凄すぎる！
ウサイン・ボルトは今までに4台の高級車を所有していました。
- フェラーリ458
- フェラーリF430
- BMW M3
- スカイラインGTR
① フェラーリ458
フェラーリ458は2009年に製造されたもので、車名の「458」は4.5Lの排気量と8気筒を表すものとされています。
マシンの性能は9,000rpmで570馬力を発生して、最高速度は325km/hにまで達します。
また、2009年に発売された当時は2,830万円で売りに出されていましたが、今までにオープンカータイプなど色々な物が作られていて、最新バージョンの「458スペチアーレ」では、607馬力に改良されて3,290万円で売りにだされています。
恐らくウサイン・ボルトが所有するフェラーリ458もこのタイプだと思われます。
② フェラーリF430
こちらは2004年～2009年にかけて生産されていたフェラーリです。
現在は生産されていないので、貴重なフェラーリとなりつつあるようです。
販売当時の価格は、2,400万円～2,700万円で売り出されていました。
最近、アメリカ大統領のドナルド・トランプが所有していたフェラーリF430が売りに出されて、27万ドル（2,970万円）で落札されました。
中古車なのに新車並みかそれ以上の値段がついてるので、やはり今ではかなり価値のある車なのだと思います。
日本では、清原和博さんや氷室京介さんが所有しているそうです。
③ BMW M3
BMW M3は、初代は1985年から製造されて来て、2014年に5代目まで作られてからはM4へと移行して行きました。
BMWはフェラーリのような完全なスポーツカータイプでは無いですが、圧倒的な高級感が漂うボディーデザインが魅力です。
BMW M3も現在は生産されていませんので、手に入れるには中古車しか無いようですが、こちらはフェラーリとは違い定価の1100万円よりは低めに買うことが可能です。
ちなみに、ウサイン・ボルトはBMW社からボルトの身長に合わせた特別車を贈呈されましたが、現在は事故により廃車となっています・・・。
④ スカイラインGTR
スカイラインGTRは日産が製造している世界に誇るスポーツカーとして有名です。
ウサイン・ボルトは、GTRのブランドアンバサダーとしての貢献が認められた事により、ゴールドのGTRを日産から2013年に贈呈されました。
このゴールドのGTRは2台作られていて、もう一台はチャリティーオークションにかけられ約2000万円で落札されています。
GTRは高性能なわりに価格が安く、新車で購入しても1000万円もしません。
しかし、ウサイン・ボルトの所有するゴールドのGTRは世界で2台しか無いと言う事もあり、恐らく相当なプレミアがついているものと思われます。
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終わりに
ウサイン・ボルトにこれだけすごい身体能力があるので、両親や兄妹もすごい選手なのかと思っていましたが、意外と普通の人だったようです。
しかし、ウサイン・ボルトも最初はケガが多くそれほどの選手では無かったものの、優れたコーチや本人の努力でここまで来たので、本人が努力しなければ普通の選手で終わっていたかも知れません。
そして、ウサイン・ボルトはたくさんの高級車を所有してましたが、ほとんどは貰い物のようなので、やはり「すごい人」になれば自然とお金と副産物はついてくるものですね。
今後はサッカー選手になると宣言してますが、どうなるのか非常に楽しみです！