2018年、全日本卓球選手権大会(男子シングルス)にて史上最年少優勝を果たした張本智和選手!
2017年に世界卓球で史上最年少の日本代表に選出され、さらにその大会で日本のエースである水谷隼選手を負かした事で、一気に注目を浴びました。
その後もどんどん力をつけ、とうとう日本一にもなってしまいました!
そんな張本智和選手の両親や兄弟はどんな人なのでしょう?
また、すごい経歴と「チョレイ!」と言う雄叫びの意味は何なのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました!
目次
張本智和ってどんな人?
プロフィール
生年月日 2003年6月27日
出身地 宮城県仙台市
身長 171cm
体重 56kg
所属 JOCエリートアカデミー
所属 木下グループ
略歴
2005年 2歳から卓球を始める
2010年 小学一年生で全日本卓球選手権大会(バンビの部) 優勝
2011年 全日本卓球選手権大会(バンビの部)優勝
2012年 全日本卓球選手権大会(カブの部)優勝
2013年 全日本卓球選手権大会(カブの部)優勝
2014年 全日本卓球選手権大会(ホープの部)優勝
2015年 全日本卓球選手権大会(ホープの部)優勝
2016年 世界ジュニア卓球選手権(団体、シングルス)優勝
2017年 ITTFワールドツアー・インドオープン(シングルス)準優勝
2018年 全日本卓球選手権大会(男子シングルス)初優勝
張本智和のすごい経歴とは?
張本智和選手は、元卓球選手だった両親の元に生まれて、2歳からラケットを握り始めました。
そして、そんな両親の英才教育を受けて育った張本智和選手は、小学校1年生の時に出場した「全日本卓球選手権大会(バンビの部)」で優勝します。
それを皮切りに、翌年からバンビの部(小学2年生以下)、カブの部(小学4年生以下)、ホープスの部(小学6年生以下)で、6連覇を達成します。
つまり小学生時代、全日本はすべて優勝した事になります。
また、2015年には男子では史上最年少となる小6で「世界ジュニア選手権」の代表選出されていましたが、パリ同時多発テロの影響で派遣中止となり出場はできませんでした。
その後2016年4月に、全国大会での優勝経験があるなど卓球のエリートしか入れない、「JOCエリートアカデミー」に入校すると、ますます力をつけて行きます。
2016年6月に行われた「ITTFワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯(U-21)」では、格上の選手を次々と倒してU21種目の史上最年少優勝を果たしました。
そして、2015年に出場出来なかった「世界ジュニア選手権」に2016年も代表に選出され、見事大会史上最年少の13歳163日で優勝しました!
恐らく前年の2015年に出場出来ていたら、この記録は1年早まっていたと思われるだけに、参加できなかったのは非常に残念でした・・・。
そして、それらの成績と実力が認められ、2017年には史上最年少の13歳6ヶ月で世界選手権日本代表に選出されました。
さらに、伊藤美誠選手が15歳でオリンピックに出場したのもかなり驚きでしたが、張本智和選手は13歳で日本代表に選出されてるので、まさに「天才」と言えるのかも知れません。
また、2017年6月の世界選手権では、世界ランキング6位の水谷隼選手をも圧倒して勝っていたので、今後、張本智和選手がどんな選手に成長するのか非常に楽しみです!
張本智和の両親や兄弟の実力は?
張本智和選手の両親は中国出身で、共に卓球選手でした。
父親は張宇(チョウユ)さんで、2018年に48歳になる方です。
母親は張凌(チョウリン)さんで、父親よりも3歳年下の方です。
そして、母親の張凌さんは1995年に行われた世界卓球選手権の元代表選手でしたので、相当なレベルの方だと思います。
そんな両親は1998年にコーチとして共に来日し、福原愛選手も所属した「仙台ジュニアクラブ」で長年指導者を務めてきました。
父親は現在、男子ジュニア日本代表のコーチもしています。
そして、そんな両親は2016年に自宅を兼ねた「張本卓球場」を新たに仙台市に開設し、主催する「仙台ジュニアクラブ」以外にも、一般の人も会員制で使用出来るようです。
また「仙台ジュニアクラブ」は、幼児から中学生まで所属するクラブで、ここでの指導で福原愛選手も張本智和選手も強くなったので、仙台市に住んでいて本気で卓球選手になりたいなら、こちらの門を叩くといいかも知れません。
そして、張本智和選手には5歳年下の妹、張本美和選手がいます。
妹も当然卓球をやっていて、その実力はと言うと2015年の「全日本卓球選手権のバンビの部」で優勝しています。
なので、妹も相当な才能があるのではないでしょうか。
将来は兄妹でのオリンピック出場もあり得るかも知れません。
張本智和の「チョレイ!」の意味やルーツは馬琳選手?
張本智和選手と言えば、ポイントを取った時「チョレイ!」と雄叫びをあげる事で有名です。
そして、その雄叫びに意味があるのかと言えば全く無くて、日本語でも中国語でも無いと言う事です。
また、最近は張本智和選手の大活躍で「チョレイ!」をマネする選手も増えているので、今後はどこの卓球大会に行っても「チョレイ!」が聞けそうです。
しかし、世間では「うるさい」とか「ウザい」とか言った意見もあり、今後どうなるのかは分かりませんが、ルール的に禁止事項では無いのでしばらくはブームになりそうな感じです!
そして、色々調べてみると、張本智和選手よりも前に「チョレイ!」と叫んでいた選手がいたようです。
その人は2004年・2008年と2大会連続で金メダルに輝いた中国の英雄、馬琳(まりん)選手です。
詳しい事情を知る方は以下のように話しています。
「2000年頃から引退する2014年まで馬選手はポイントを獲得するたび『チョレイ!』と叫んでいた」週刊ポスト2018年2月9日号より引用
また、張本智和選手が「チョレイ!」と叫びだしたのは小学校4年生の頃(2013年)だったと言うので、馬琳(まりん)選手との現役時代と重なります。
なので、張本智和選手がどこかで(DVDなど)馬琳(まりん)選手の「チョレイ!」を聞いて影響を受けた可能性もあるのではないでしょうか。
ちなみに馬琳(まりん)選手が「チョレイ!」と叫んでいたのは、中国語に「物や能力が出てくる」という意味で『チュライ(出来)』というものがあるそうです。
なので、その雄叫びの語源は中国語の「チュライ」が変化したものなのかも知れません。
何にしても、雄叫び一つでこれだけ注目されるのは「強いから」なので、今後もこの調子で活躍してぜひ世界チャンピオンまで登って欲しいと願います!
そして、張本智和選手は「チョレイ!」以外にも、優勝した時などは体を大きくのけ反って喜びを現すポーズも注目されています。
それが荒川静香さんの「イナバウアー」に似てる事から、「ハリバウアー」と呼ばれているようですね。
と言う事で、これから張本智和選手の試合を見る時は「チョレイ!」と「ハリバウアー」に注目して見ると、より楽しめるかも知れません!
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終わりに
たった13歳で日本代表にまで登りつめるのは、相当な才能だと思います。
また、14歳で日本一に輝くなど、現時点でこのレベルなので今後は間違いなく世界ランク1位を狙える逸材ではないでしょうか。
今後も張本智和選手の活躍に注目です!