デビュー以来、日本人初の全戦オールKO勝ちで世界チャンピオンになった比嘉大吾選手!
過去には世界最速とかはありましたが、こんな記録で世界チャンピオンになった選手は今まで日本にはいませんでした。
これから一体どんな記録を作って行くのか、非常に楽しみな選手です!
そんな比嘉大吾選手の、両親や兄弟、彼女などはいるのでしょうか?
また、すごい経歴や現在の年収はどれくらいなのでしょう?
ちょっと気になったので調べてみました!
目次
比嘉大吾ってどんな人?
プロフィール
生年月日 1995年8月9日
出身地 沖縄県浦添市
学歴 沖縄県立宮古工業高等学校
身長 160cm
所属ジム 白井・具志堅スポーツジム
階級 フライ級(50.80kg以下)
戦績
アマチュア 45戦36勝(8TKO)8敗
プロ 16戦15勝(15KO)1敗
獲得タイトル
2015年 WBCフライ級ユース王座
2016年 OPBFフライ級王座
2017年 WBC世界フライ級王座
比嘉大吾のすごい経歴とは?
意外ですが、比嘉大吾選手はもともと野球少年だったそうです。
小学校、中学校は野球に専念し、高校もそのまま野球を続けるつもりでいましたが、ある時具志堅用高さんの特集映像を見た事がキッカケで、ボクシングに目覚めます。
そして高校へは、元ボクサーの先生が教えているボクシング部のある沖縄県立宮古工業高等学校へ進み、そこから本格的にボクシングを始める事になります。
高校での戦績は45戦36勝(8TKO)8敗と、高校から始めたとは思えないくらい圧倒的に勝ちが多いです。
しかし、それ以上に目立った成績は無く、インターハイもベスト8止まりが最高成績でした。
ただ、比嘉大吾選手はズバ抜けたパンチ力を持っていて、それを見た具志堅用高さんが直々に電話をして比嘉大吾選手をスカウトしました。
もともとボクシングを始めたキッカケが、具志堅用高さんだった訳ですし、その本人からスカウトされたとなれば断る理由がありません。
そうして、高校を出てから上京して具志堅用高さんがやっている「白井・具志堅スポーツジム」に入る事になりました。
そして、比嘉大吾選手が普通の日本人ボクサーと違うのは、主戦場をタイなどの外国人に置いている所です。
今まで日本人とやったのは、プロ2戦目の藤井敬介戦だけです。
後は全てタイ人かフィリピン人との試合です。
そして基本、敵地での試合は肉体的にも精神的にも不利と言われる中、比嘉大吾選手はWBCフライ級ユース王座に、敵地であるタイで挑戦し見事タイトルを獲得しました。
相手はタイ人で14戦14勝(8KO)無敗の強敵でしたが、見事7RでKO勝ちを納めています!
ちなみに聞きなれないユース王座とは、以下の通りです。
「プロボクシングで、一定の年齢に達していない選手が挑戦できる王座のことである。」
「若年層や発展途上国の選手など世界王座への挑戦の機会がなかなか与えられない層に、門戸を開くという建前のもとに創設されたといわれる」
色々規定がありますが、年齢的には18歳以上24歳未満ならユース王座に挑戦できるようです。
ユース王座の特典としては、ユース王座を数回防衛した場合、本当の世界王座挑戦有資格者となる、世界ランキング15位以内に組み込む事が約束されている点です。
なので、正規のルートで無くともこちらで勝ち進めば、本当の世界戦に挑戦できるようになります。
ただ、日本のボクシング協会(JBC)は、この王座を認めていないので、日本人が国内でユース王座に挑戦する事は出来ないようです。
なので、比嘉大吾選手は国外でやったからユース王座を獲得出来て、その後外国人との試合で2回防衛しています。
さらに2016年には、OPBFフライ級王座を獲得し一気に日本でも注目されました。
そして、2017年2月の試合に勝った事により、WBC世界フライ級3位となった事で5月に世界戦を行えるようになりました!
簡単には勝てないでしょうけど、勢いのある比嘉大吾選手ならこのままパーフェクトレコードで世界チャンピオンになれると思います!
比嘉大吾の両親と兄弟や彼女は?
比嘉大吾選手の両親や兄弟について色々情報を探してみましたが、ほとんど情報は出ていませんでした。
しかし、父親が少年野球のコーチをしていた影響で、比嘉大吾選手も最初は野球に取り組んでいたようです。
通常、世界チャンピオンになるような人は、だいたい親がボクシングをやっていて、小さい頃から親に基礎的な物を教わっているパターンが多いと思います。
しかし、比嘉大吾選手は、たまたま具志堅用高さんの映像を見て「ボクシングをやりたい」と強く思い、父親に相談した所、父親から沖縄県立宮古工業高等学校ボクシング部の監督を紹介されたようです。
なので、父親にボクシングは教わってはいませんが、ボクシングの道筋を作ってくれたのは父親と言う事になります。
そして、母親や兄弟については今は何も情報が無いので、また何か分かればまた追記していきたいと思います。
また、彼女についてもツイッターを見る限りでは、ほとんど女性は出てこないですし、特定の人と付き合っているような感じは一切無いですね。
しかし、今はかなりの有名人ですしモテるとも思いますので、ひょっとすると彼女もいるかも知れませんが、こちらもまた何か情報があればまた追記していきたいと思います!
比嘉大吾の年収はどれくらい?
ボクサーはプロになった時点から、ファイトマネーが発生します。
しかし、その額はボクサーのランクによって差があります。
プロボクシングのライセンスは下からC級、B級、A級に分かれています。
そして、C級は4回戦、B級は6回戦、A級は8回戦以上戦える権利があります。
C級、B級、A級のそれぞれ貰えるファイトマネーは以下の通りとなっています。
C級 5万円~10万円
B級 10万円~30万円
A級 15万円~50万円
日本ランカーで30万円~100万円
日本チャンピオンの防衛戦で、100万円~300万円くらいだと言われいています。
そして、比嘉大吾選手も最初の頃はほとんど収入は無かったと思いますが、WBCフライ級ユース王座を獲得した辺りから、まともな金額を貰えるようになったのではないでしょうか。
しかし、例え1試合100万円貰ったとしても年に2回か3回しか試合が出来ないとしたら、年収的には大した金額にはなりません。
やはり、世界チャンピオンになってどんどん防衛していかないと、本当の意味での金銭的な成功とは言えないと思います。
そんな世界戦の金額ですが、ゴールデンタイムにテレビ放映されるような世界戦だと2000万円~3000万円と言われています。
なので、通常の世界ランカーとの試合より桁がひとつ違ってきます。
そして、これでどんどん防衛して行けば、毎試合これくらいの金額が入ってくる事になります。
そう考えると、比嘉大吾選手は今後防衛戦をやるごとに3000万円くらいの収入があり、年に3回防衛戦をやるとしたら、年収は最低でも9000万円くらいにはなるのではないでしょうか。
やはり、世界チャンピオンになるのとならないのとでは天と地の差がありますね (^_^;)
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終わりに
15連続KOの日本記録更新が期待されていた比嘉大吾選手ですが、残念ながら負けてしまいました。
恐らく体格的に減量がキツく、体調が万全では無かったのが原因だと思いますが、才能と能力のある選手なので今後は無理の無い階級に上げて再びチャレンジして欲しいと願います。