2014年のプロデビューから、わずか3年で世界戦への切符を手にして、見事世界チャンピオンになった拳四朗選手!
しかも負け知らずで世界戦に挑戦しているので、プロデビュー以来まだ一度も負けた事がありません。
拳四朗選手の強さの秘密としては、抜群のボクシングセンスと強烈な右カウンターが武器となっているからだと思います。
そんな拳四朗選手の両親や兄弟はどんな方なのでしょう?
また、すごいファイトマネーや彼女などはいるのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました!
目次
拳四朗ってどんな人?
拳四朗(けんしろう)
プロフィール
本名 寺地拳四朗
生年月日 1992年1月6日
出身地 京都府城陽市
学歴 関西大学
身長 164cm
所属 B.M.Bボクシングジム
階級 ライトフライ級(48.98kg以下)
戦績
プロ 17戦17勝(10KO)無敗
略歴
2006年 中学3年生からボクシングを始める
2009年 高校3年時、インターハイで2学年下の井上尚弥に敗れる
2013年 第68回国民体育大会で成年男子ライトフライ級で優勝
2014年 大学を卒業と同時にプロデビュー
2015年 5戦目でライトフライ級世界ユース王座と6戦目で日本王座を獲得
2016年 OPBF王座獲得と日本王座防衛に成功
2017年 WBC世界ライトフライ級王座獲得
2017年 10月初防衛、12月に2度目の防衛に成功
2018年 5月 3度目の防衛に成功
2018年 10月 4度目の防衛に成功
2018年 12月 5度目の防衛に成功
2019年 7月 6度目の防衛に成功
2019年 12月 7度目の防衛に成功
拳四朗のすごい経歴とは?
拳四朗選手は中学3年生の時に、元プロボクサーの父親から半ば強引にボクシングの道に引きずり込まれて始めました。
父親が元ボクサーだった世界チャンピオンはかなりいますが、そのほとんどは結構幼いころからやり始める人が多いと思います。
しかし、拳四朗選手の場合は中学3年生までやっていなくて、しかも自らの意思ではなく父親に無理やりやらされたと言う所がユニークです。
ただ、一旦やると決めたからにはとことんやる気質なのか、奈良県立奈良朱雀高等学校へ行ってからは熱心に取り組むようになります。
残念ながらアマチュア時代の戦績が分かりませんが、高校3年時にインターハイで高1の井上尚弥選手と対戦して、3Rレフェリーストップで敗れています。
そして、井上尚弥選手の父親も元ボクサーで、井上尚弥選手は6歳から父親から教わりボクシングを始めています。
なので、インターハイで拳四朗選手が負けたのは、やはり始めるまでの期間が長かった分の経験の差が出たのかも知れませんね。
その後、関西大学に進学後はボクシング部に所属して、さらに集中してボクシングに取り組み、第68回国民体育大会で優勝するまでに成長しました。
そして、大学卒業と同時にプロライセンスを取り、2014年にプロデビューしています。
拳四朗選手のすごい所は、決して慌てる事無く冷静な試合運びで確実に勝つようなボクシングが出来る所だと思います。
とはいえ、チャンスとみなすと強烈な右カウンターで仕留める武器も持っていますので、この短い期間でこれだけの技術を身につけられるのは、やはりセンスがいいからではないでしょうか。
そして、抜群のボクシングセンスで、ライトフライ級世界ユース王座や、日本チャンピオン、東洋太平洋王座と確実に勝ちを納めて獲得していきました。
これらを獲得した期間は2015年~2016年のほぼ1年なので、それだけみても拳四朗選手のレベルの高さが分かると思います。
そして、とうとう10戦目にして世界王者に挑戦し見事世界チャンピオンに輝きました!
ちなみに、今後の拳四郎選手の目標は、具志堅用高さんの持つ世界戦連続防衛記録13回を塗り替える事なので、これからの活躍に注目が集まっています。
また、2019年時点で「7回防衛に成功」しているので、今後年に2、3回の防衛戦を行ったとすると3年くらいで13回目の防衛戦が行える事になります。
なので、2023年には拳四郎選手が具志堅用高さんの偉大な記録を塗り替えてる姿を見れるかも知れません。
拳四朗の両親や兄弟は?
拳四朗選手の両親については、父親の寺地 永(ひさし)さんは元プロボクサーで、現在は拳四朗選手も所属する、B.M.Bボクシングジムのオーナーと言う事が分かっています。
おまけにただのボクサーでは無く、元日本ミドル級チャンピオン、OPBF東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオンという輝かしい経歴もお持ちです。
そして、階級を見ても分かるように、父親は身長189cmもある巨体の方です。
拳四朗選手は164cmなので、親子でもこれだけの差があるのもなかなか珍しいと思います。
父189cm。息子164cm。
身長差のある親子としても話題になっている寺地親子ですが、永会長曰く、「拳四朗じゃなくて、私が“突然変異”なんです。寺地家は代々、背が低いんです」とのこと。 pic.twitter.com/UzOs6rbUjd— ボクシング・マガジン(毎月15日発売❗) (@boxing_magazine) 2017年4月3日
そして、母親に関しては色々調べてみましたが全く情報がありませんでした。
父親がボクシングジムを経営しているので、当然母親もそこで働いているのではないかとHPを見てみましたが、情報はありませんでした。
また、父親の寺地 永さんのツイッターを見ても、ほぼ拳四朗選手の事しかツイートしていないので母親関する事は一切不明です。
ただ、家系的には小さいと言っているものの、父親がこれだけ大きいと遺伝的に拳四朗選手も大きくなると思うのですが、今の身長を見ると母親は結構小さい方なのかな?とも思います。
そして、拳四朗選手のプロフィールには「次男」と言う記述があったので、お兄さんがいるはずなのですが、そのお兄さんの情報も全く出てきていません。
また、ボクシングを教えるにも通常は兄から教えると思うのですが、これまで出ている拳四朗選手のあらゆる記事を見ても、全く「兄」と言う言葉は出ていません。
そうなると、兄はボクシングとは全く関係の無い道へ進んでいて、現在はあまり近い所には住んでいないと言う事も考えられます。
そして、拳四朗選手が世界チャンピオンになった事で、今後色々取材されて詳しい情報が出て来るかも知れませんので、その時に何か分かればまた追記していきたいと思います。
拳四朗の年収やすごいファイトマネーと彼女はいるの?
拳四朗選手の年収やファイトマネーはどれくらいなのでしょう?
当然ですが、ボクサーのファイトマネーはレベルによって決まります。
現在、日本のボクシングのファイトマネーは、およそ以下の通りと言われています。
4回戦 3~5万円
6回戦 5~10万円
8回戦 10~30万円
日本タイトル戦 30万円~100万円
世界タイトル戦 2000万~3000万円
2016年に拳四朗選手が行った試合は、日本王座防衛戦2回と、東洋太平洋ライトフライ級王座戦と防衛戦が1回の計4回です。
日本タイトル防衛戦が100万円と設定して、東洋太平洋戦がそれよりも高い300万円とすると、合計で800万円と言う事になります。
なので、2016年の拳四朗選手の年収はだいたい800万円くらいだったのではないでしょうか。
もちろん、あくまでも予測なのでもっと多いかも知れませんし少ないかも知れません。ただ、世界戦になると桁が一つ違ってきます。
現在、テレビ放映されてる世界戦でのファイトマネーは、軽量級の場合およそ3,000万円くらいと言われています。
その為、現在世界チャンピオンとなってる拳四郎選手はだいたい年に2回か3回の防衛戦を行ってるので、6,000万円~9,000万円の年収と言えるでしょう。
ちなみに、2019年の時点では7回防衛に成功しているので、これまでの世界戦のファイトマネーの総額は単純計算で2億円は超えてると言えます。
やはり世界チャンピオンになるのとならないのとでは、雲泥の差ですね・・・・。
そして、拳四朗選手には現在彼女はいるのでしょうか?
色々調べてみましたが、現在はどこにもそのような記述はありませんでした。ツイッターにもほぼ女性は出てきませんし、特定の彼女がいるような事も書かれていません。
なので、現在は特に付き合っている女性はいないのではないかと思われます。
しかし、大学時代のブログには「彼女欲しい」と書かれていたので、その後誰かと付き合っている可能性もあるので、こちらもまた何か情報が出てくれば追記していきます。
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終わりに
拳四朗選手のボクシングは、圧倒的なパンチ力でバンバンKOで倒していくような派手なボクシングではありません。
しかし、冷静な試合運びで安定感があり、ここぞと言う時に出す必殺の右カウンターがとても魅力な選手です。
とにかく今後も、どんどん防衛記録を伸ばしてすごいチャンピオンになって欲しいと願います!