2017年10月、激戦区のミドル級でついに念願の世界チャンピオンとなった村田諒太選手。
しかし、2018年10月のタイトルマッチで3－0の判定負けを喫し王座を失いましたが、2019年7月に見事世界チャンピオンに返り咲きました！
そして、ボクシングのミドル級は数ある階級の中でも最も注目されてる階級で、ファイトマネーもかなりの額になると言われています。
そんな村田諒太選手の世界戦のファイトマネーは一体どれくらいになるのでしょうか？
ちょっと気になったので、年収と共に調べてみました！
目次
村田諒太の世界戦のファイトマネーはどれくらい？
プロフィール
生年月日 1986年1月12日
出身地 奈良県
身長 182cm
学歴 東洋大学
戦績
アマチュア 138戦 119勝 (89KO・RSC) 19敗
プロ 18戦 16勝 (13KO) 2敗
主な獲得タイトル
2005年 アジア選手権ミドル級銅メダル
2011年 インドネシア大統領杯ミドル級金メダル
2011年 世界ボクシング選手権大会ミドル級銀メダル
2012年 ロンドンオリンピックミドル級金メダル
2017年 10月WBA世界ミドル級王座
2018年 4月WBA世界ミドル級王座（防衛１）
2019年 7月WBA世界ミドル級王座
2019年 12月WBA世界ミドル級王座（防衛１）
プロボクシングのファイトマネーは、当然現在の自分のランクに合わせての金額が支払われます。
プロのランクとファイトマネー（目安）
4回戦 6万円
6回戦 10万円
8回戦 15万円～
日本タイトル 30万円～数百万円
世界戦 3000万円～1億円
これらは選手個人に支払われるのでは無く、所属ジムに支払われてここからジムのマネージメント料33％が引かれた額がボクサーの給料となります。
また、日本タイトル戦や世界タイトル戦は、階級によってファイトマネーの額が変わります。
やはり、重い階級の方がファイトマネーも高額になるようようです。
ただ、村田諒太選手の場合は普通の選手とはちょっと違っていて、デビュー戦からいきなり1000万円と言う破格のファイトマネーが転がり込んでいます。
これにはもちろん理由があって、村田諒太選手の場合はプロ転向前に、ロンドンオリンピックで金メダルを獲りかなりの有名人でした。
なので、プロ転向を発表した時点ですでに注目されていて、プロテストも史上初のテレビ中継までされたくらいです。
なんでもそうですが、この「テレビ中継」と言うものが絡んでくると、ファイトマネーは莫大な金額に膨れ上がります。
先程のファイトマネーの一覧も、世界戦などはTV中継された場合のファイトマネーなので、テレビ中継がなければもっと低いでしょう。
また、テレビ中継されるとその視聴率によって、さらに金額の変動があるようです。高視聴率だとさらに金額が上がり、視聴率がとれないと逆に下る事になります。
しかし、ボクシングは一定のファンが必ずいるので、世界戦でテレビ中継されるとそこそこの視聴率はあるはずなので、ファイトマネーが下がる事はまず無いと思います。
そういう事を考えると、テレビ中継された村田諒太選手のデビュー戦での1000万円は、妥当な金額なのではないでしょうか。
海外ではペイ・パー・ビューでの収入がすごい！
海外では有名選手の試合はペイ・パー・ビューで放送するようになっているので、選手はより多額のファイトマネーを受け取れるようになっています。
ペイ・パー・ビューは、有料のチャンネルでその試合を観る権利を視聴者が買うシステムで、売れれば売れる程報酬は伸びていきます。
世紀の一戦と言われた、フロイド・メイウェザーVSマニー・パッキャオの試合では、440万件ものペイ・パー・ビューが売れて、ファイトマネーは2人で合わせて360億円になりました。
なので、村田諒太選手も今後海外でペイ・パー・ビューでテレビ中継される選手になると、莫大なファイトマネーを得られるようになります。
しかし、現在、村田諒太選手の世界戦は日本で行われてるので、そこまで莫大なファイトマネーは無いはずです。ただ、テレビ中継プラス高視聴率は間違い無いので、最低でも1億円は下らないのではないでしょうか。
もちろんこれはあくまでも推測ですが、そんなに外れてない数字だと思います。
村田諒太の年収やファイトマネーの総額は？
村田諒太選手は平均すると、プロに転向してから年3回くらいのペースで試合をしています。
その全てがテレビ中継されてると考えると、最低でもデビュー戦と同じくらいのファイトマネーがあると考えて、ファイトマネーだけで最低3000万円の年収があると推測できます。
ただ、それプラス村田諒太選手にはスポンサーがついています。
分かっているだけでも、マイナビ、ANA、すき家はスポンサーについてるので、その契約料だけでも相当な金額になるのではないでしょうか。
噂ではマイナビとの契約は年間4000万円と言われているので、恐らく他のスポンサーもそれくらいの金額だと思われます。
なので、スポンサーを3社だけとすると、およそ1億2000万円がスポンサー料となります。
そして、ファイトマネーもデビューから世界戦までの12戦を1試合1000万円と少なめに見積もっても1億2000万円となり、合わせて2億4000万円を世界戦までに稼いだと思われます。
また、世界戦のファイトマネーは最低5000万円とも言われているので、これまで世界戦を6戦しているので、総額は単純計算で約6億円を超えるのではないでしょうか。
ただ、スポンサーも分かっているだけの範囲ですし、ひょっとすると他にも契約しているかも知れません。また、1試合のファイトマネーがもっと高額なら当然これ以上稼いでいるでしょう。
ここで出した数字はあくまでも最低の金額です。
しかし、これだけ有名になって強ければ、最低でもこれぐらいの金額は稼げるようになると言う夢は十分見せてくれているのではないでしょうか。
さらに、防衛を続けていけば、この何倍ものファイトマネーが転がり込んで来る事を考えると、やはり世界チャンピオンになるのとならないのとでは全然違いますね。
ゲンナジー・ゴロフキンとの対戦があればもっとすごい事に！
そして、ミドル級最強と言われる、ゲンナジー・ゴロフキン選手と対戦する事になったとしたら、もっとすごい事になります。
もし、海外で対戦する事になると、当然ペイ・パー・ビューでの試合になるはずなので、とんでもない金額のファイトマネーになるのは間違いないでしょう。
そして、現在ゲンナジー・ゴロフキン選手は王座から陥落しているので、このまま村田諒太選手が王座をキープしていれば、いつか対戦する日が来るかも知れません。
実際、過去にはそんな話もあったようなので、村田諒太選手が世界チャンピオンに返り咲いた事で再び対戦話が浮上する可能性は十分あるでしょう。
ぜひ、夢の対戦を実現して欲しいと願います！
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終わりに
オリンピックで金メダルを獲ったからと言って、プロでどれだけ通用するのかと思っていたら、気付けば世界チャンピオンになってしまいましたね。
そう思うと、やはり村田諒太選手は本当にすごい選手だと思います。
そして、一度王座を陥落しても、しっかりリベンジを果たして再び王座に返り咲くなど並大抵の人間にはできません。
今後も村田諒太選手の活躍に注目です！