現在、柔道60㎏級で大活躍している高藤直寿(たかとう なおひさ)選手!
高藤直寿選手は幼い頃から柔道を始め、小学校時代から「全国大会で2連覇」するなどすごい才能を発揮しています。
さらに、中学・高校も全国大会で優勝するなど順調に才能を伸ばし、2013年には「世界柔道」で金メダル、2016年のリオ・オリンピックでは銅メダルを獲得する活躍を見せました。
また、近年は2017・2018の「世界柔道」で連覇するなど、益々強さに磨きがかかってきています!
そんな、高藤直寿選手の両親や兄弟もすごい人なのでしょうか?
また、結婚した妻や子供と凄すぎる成績とはどんな物なのでしょう?
ちょっと気になったので調べてみました!
目次
高藤直寿ってどんな人?
プロフィール
生年月日 1993年5月30日
出身地 栃木県下野市
身長 160㎝
血液型 AB型
学歴 東海大学卒
所属 パーク24
得意技 小内刈・巴投げ・肩車
高藤直寿の両親は父親が柔道経験者で4段の腕前!
高藤直寿選手の両親は、父親の名前が「高藤憲裕」さんと言い、職業は元警察官で柔道4段の腕前と言う事です。
なので、高藤直寿選手が柔道を始めたのは、当然父親の影響が強いと推測できます。
また、父親の職業は「元警察官」と言う事もあり、現在は警察を退職されて違う職業に就いてる可能性が高いですが、詳しい情報は出ていませんでした。
ただ、警察官で柔道をやっていたと言う事は、学生の時に強かった事から「特練生」として警察へ入った可能性もあります。
「特練生」とは、インターハイや全日本などで好成績を残した者に、通常の試験とは「別枠」で警察へ入れる制度の事です。これは、柔道だけじゃなく「剣道」にもあります。
なので、高藤直寿選手の父親もひょっとすると若い頃からめちゃくちゃ柔道が強かった可能性もありますが、父親の柔道に関しての情報は特にありませんでした。
そして、母親は「高藤悦子」さんと言いますが、母親が過去に「柔道をやっていた」と言う記述は無かったので、恐らく母親は柔道はやって無いのではないでしょうか。
ただ、高藤直寿選手は3歳の時には、ベッドの間を「前方宙返りで飛び越えるほどの運動神経があった」と言う事なので、父親だけで無く母親もスポーツ万能だったかも知れません。
だからこそ、高藤直寿選手のような「驚異的な柔道センスのある選手になった」とも言えますが、両親は一般人と言う事もあり他に情報は出てない為詳細は分かりません。
高藤直寿の兄弟は姉が一人で柔道経験者!
高藤直寿選手の兄弟は姉が一人います。
実は、姉も柔道をやっていて中学生の時に全国大会への出場経験もあるそうです。
残念ながら、名前や年齢などの詳しい情報は出てませんでしたが「全国大会へ出場するだけの実力があった」と言う事なので、姉も幼い頃から柔道をやっていたのではないでしょうか。
ただ、姉の高校以降の情報は全く無い為、ひょっとすると柔道は中学で辞めたか、高校ではそれほど活躍出来なかったのかも知れません。
しかし、高藤直寿選手が柔道の強豪校である「東海大相模中学」へ進学したのは、姉が出場した全国大会を応援しに行った時に、すごく印象に残ったからだと言います。
そして、高藤直寿選手は東海大相模中学へ進学し、3年生の時には全国大会で優勝しているので、もし姉が先に入ってなかったら東海大相模中学へは行ってない可能性もあります。
そうなっていたら、ひょっとすると今のような活躍も無かったかも知れないので、やはり姉の存在があったからこそ今の高藤直寿選手もあると言えます。
高藤直寿の結婚した妻は同じ柔道家の牧志津香!
高藤直寿選手は、2014年6月30日に57kg級の元強化指定選手だった牧志津香(まき しずか)さんと結婚しています。
プロフィール
生年月日 1989年6月9日
出身地 大阪府
身長 165㎝
学歴 筑波大学卒
所属 ミキハウス
妻の牧志津香さんは、高藤直寿選手より4歳年上で6歳から柔道を始めると、すぐに才能を発揮して中学3年生の時には全国大会で優勝しています。
さらに、高校、大学でも「アジアジュニア」や「講道館杯」での優勝や、他の国内外の大会で好成績を残す活躍をしているので、間違いなくトップクラスの選手と言えます。
ただ、大学卒業後はミキハウスに所属して柔道を続けますが、思うような成績は残せずにいた所、2014年に高藤直寿選手との結婚を発表しています。
高藤直寿と妻・牧志津香との馴れ初めは?
高藤直寿選手と妻の牧志津香さんの馴れ初めは、高藤直寿選手の変幻自在の柔道のようなアグレッシブな連続アタックで交際に至っています。
と言うのも、最初は妻の牧志津香さんが2012年の暮れに、高藤直寿選手のツイッターをフォローした事が始まりでした。
フォローすると、すぐに「牧さんですよね?」と高藤直寿選手からメッセージが届き、その後もLINEからも1日何通もの連絡が来たそうです。
また、返信が遅れると「なんで無視するんですか?」と言う内容のメッセージまで届いたと言います。
ここだけ見ても、完全に高藤直寿選手が牧志津香さんにアプローチをかけているのが分かりますね。
さらに、牧志津香さんが「年末に大阪へ帰省する事」を伝えると、高藤直寿選手は「行ってもいい?」と言うメッセージの返事を待たずに新幹線に飛び乗っていました。
そして、牧志津香さんが地元の大阪で同窓会に行くと、高藤直寿選手もそこについて行って一緒に参加するなど、積極的な「好きアピール」をして2週間ほどで交際に至ったという事です。
なので、体育会系の上下関係で言うと年下からはなかなかアプローチしにくいと思いますが、高藤直寿選手は全く関係なく真正面から口説いて行ったのですね(^^)
また、柔道をやってる人間なら「高藤直寿選手の凄さ」は十分理解してるだけに、年下と言えど「尊敬出来る部分」も多々ある為、4歳差も特に問題にならなかったのかも知れません。
ただ、結婚したその年の10月には子供が生まれている為、高藤直寿選手が「学生結婚」したのは完全な「授かり婚」だったからと言えます。
しかし、お互い本気で好きで交際していただけに、特に問題は無かったのではないでしょうか。
高藤直寿の子供は2人!男の子と女の子が一人ずつ!
高藤直寿選手の子供は、2014年10月15日に第1子となる登喜寿(ときひさ)くんが誕生しています。
また、長男の名前に関しては、高藤直寿選手の中学から大学までの一つ先輩である「伊丹直喜」さんに非常にお世話になってると言う事で、名前を一つ取って付けているそうです。
「伊丹直喜」さんは、大学卒業後も高藤直寿選手の練習パートナーとしてずっとサポートしていて、高藤直寿選手も絶大な信頼を寄せている人です。
そして、第一子が「男の子」と言う事で、両親の事を考えると将来柔道をやる確率は非常に高いですし、そのDNAを受け継いでるとなるととんでもない能力を秘めているかも知れません。
さらに、父親である高藤直寿選手が非常に若い事もあり、現役バリバリの間に直接指導をする事も可能だと思うので、子供のこれからの動向が気になりますね(^^)
また、高藤直寿選手の子供について調べると、2017年3月に「第2子である女の子が生まれる予定」とあった為、現在はすでに生まれているはずです。
ただ、第2子に関してはほとんど情報が無く、インタビューでは以下のように答えていました。
「子どもの名前は強くなっても困るので柔道とは関係ない、かわいらしい名前を予定しています」
なので、恐らく第2子の名前は女の子らしい可愛い名前となっているのではないでしょうか。
高藤直寿選手の子供については、また何か詳しい情報が出てくれば追記して行きます。
高藤直寿の凄すぎる経歴!変幻自在の柔道で世界一
高藤直寿選手は7歳の時から柔道を始めています。
また、柔道を始めてすぐに66kg級世界チャンピオンの海老沼匡選手も在籍していた「野木町柔道クラブ」の所属となり、ぐんぐん実力を付けて行きました。
そして、人生最初のタイトルは、小学校5年の時に新設された「全国小学生学年別柔道大会」40kg級の初代チャンピオンとなり、翌年は45㎏級で2階級制覇をしています。
なので、高藤直寿選手は小学生の時からすでに超人的な才能を発揮していたと言えます。
さらに、中学は柔道の強豪校でもある東海大相模中学へ進学すると、中学3年の時に「全国中学校柔道大会」で優勝。
また、 翌年、東海大相模高校1年生の時には、16歳以下の世界一を決める大会である「世界カデ」に出場して優勝するなど、年々実力がアップして行きます。
そして、高校では以下のような驚異的な成績を残しています。
2009年:ドイツカデ国際 優勝
2009年:世界カデ 優勝
2010年:全国高等学校柔道選手権大会 優勝
2010年:インターハイ 優勝
2010年:全日本ジュニア 2位
2010年:プロヴァンスジュニア国際 優勝
2011年:インターハイ 優勝
2011年:全日本ジュニア 優勝
2011年:世界ジュニア 優勝
2011年:講道館杯 2位
2011年:グランドスラム・東京 3位
2011年:グランプリ・青島 2位
特に高校3年生の時のインターハイ2連覇や、「全日本ジュニア」と「世界ジュニア」での優勝は、もはや「無敵」と言えるほどの強さと言えます。
ちなみに、高藤直寿選手の強さの秘密は、どんな体制からも技が繰り出せる「変幻自在な柔道スタイル」と言う事で、他の選手にはマネできないものだと言います。
以下の動画はその辺の事を詳しく紹介しています。
そして、高藤直寿選手は高校を卒業すると「東海大学」へ進学します。
高藤直寿選手は大学からがさらにすごい!
高藤直寿選手の大学1年生時は、5月に国際大会の「IJFグランプリシリーズ」でいきなり初優勝を飾り、その後も同じく国際大会の「グランドスラム・東京」でも優勝しています。
そして、翌2013年にはこれまでの実績で「世界柔道選手権の代表」に選出されると、その期待通りの活躍で見事金メダルを獲得し、20歳で世界チャンピオンとなりました。
また、この世界チャンピオン獲得で、小・中・高のそれぞれで全国大会を制覇しての世界チャンピオンとなった2人目の柔道家にもなっています。
ちなみに一人目は、大学の先輩で全日本の監督でもある井上康生さんとなります。
そして、その後も国内外の大会で好成績を収めて行きますが、2014年の「世界柔道選手権」はジャッジの影響もあってか3位となり連覇はなりませんでした。
さらに、この時期に「練習の遅刻」などが理由で、強化指定Aランク(ナショナル)からBランク(シニア)に降格させられるちょっとした事件もありました。
しかし、その後は気持ちを入れ替えて、再び柔道に打ち込み国際大会の「グランドスラム」などで優勝を重ねて行きます。
そして、大学卒業後の2016年にはリオデジャネイロ・オリンピックの代表に選出され、見事銅メダルを獲得しています。
また、2017年、2018年は「世界柔道選手権」で連覇を達成するなど、現在男子柔道60㎏級ではある意味高藤直寿選手が「最強」と言えるでしょう。
これから、高藤直寿選手がどれだけの成績を残すのか非常に楽しみです!
終わりに
高藤直寿選手の両親は、父親がやはり柔道経験者でしかも4段と言う腕前なので、父親もそうとう柔道に精通している方だと言えます。
ただ、父親がどれだけ高藤直寿選手に指導やアドバイスをしたのかは分かりませんが、少なくとも小中学生のうちは家で何らかのアドバイスはしていたのではないでしょうか。
今後、高藤直寿選手がさらにどんな活躍をしていくのか注目です!