現在、IBF世界ミニマム級チャンピオンの京口紘人(きょうぐち ひろと)選手!
京口紘人選手は2016年の春にプロデビューしたばかりにもかかわらず、わずか1年3ヵ月で世界を獲ったすごい選手です!
おまけにプロ8戦目での世界獲得は歴代4位タイで、デビューから1年3ヵ月での獲得は最速記録となっています!
そんな京口紘人選手の両親や兄弟はどんな人なのでしょう?
また、すごい経歴や世界戦のファイトマネーはどれくらいなのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました!
目次
京口紘人ってどんな人?
京口紘人(きょうぐち ひろと)
出典:https://twitter.com/hirotok1127
プロフィール
生年月日 1993年11月27日
出身地 大阪・和泉市
身長 160cm
血液型 O型
学歴 大阪商業大学卒
所属 ワタナベボクシングジム
階級 ミニマム級(47.63kg)
戦績
アマチュア 66戦52勝14敗(8KO )
プロ 10戦10勝(7KO)無敗
獲得タイトル
2014年 国体優勝
2015年 台北市国際カップ銀メダル
2017年 東洋太平洋ミニマム級王座獲得
2017年 IBF世界ミニマム級王座獲得(防衛2)
京口紘人のすごい経歴とは?
京口紘人選手は父親が空手をやっていた事もあり、3歳から空手を習い始めました。
そして、12歳の時に「空手にはプロは無いが、ボクシングにはプロがある」と言う事を理由に、ボクシングに転向しました。
ボクシングは大阪の名門「帝拳ジム」に入門し、そこであの辰吉丈一郎さんに出会った事で京口紘人選手の運命が大きく変わります。
辰吉丈一郎さんとは京口紘人選手が中学1年の時から2年間ほど一緒に練習して、さらに直々に左ボディーの打ち方を徹底的に教え込まれたと言います。
また、練習終わりにはマクドナルドへ連れて行って貰ったりして、かなりかわいがられたそうです。
そんな辰吉丈一郎さんの指導もあってか、京口紘人選手はどんどん力をつけて行き、高校生になると国体で優勝するなどアマチュアボクシングで活躍します。
また、大阪商業大学へ進学するとそこでもボクシング部の主将を務めるなど活躍し、2016年春にとうとうプロデビューしました。
しかも、デビューしてから6戦目で東洋太平洋ミニマム級王座を獲得するまで、全て3ラウンド以内のKO勝ちと言う圧倒的な強さで勝ち進んでいます。
しかし、2017年の4月の防衛戦では苦戦して、12ラウンドの判定勝ちとなりパーフェクトレコードは途絶えてしまいましたが、無敗は守っています。
そして、プロデビューからわずか1年ちょっとで世界戦に挑戦するチャンスに恵まれ、おまけにプロ8戦目での王座獲得は辰吉丈一郎さんと同じなので、何か縁みたいな物を感じますね。
京口紘人の両親はどんな人?
京口紘人選手の父親は、京口寛(ひろし)さんで2018年で50歳になられる方です。
父親は昔から空手の道場を運営されているようなので、恐らく若い頃から空手一筋でやって来られた方では無いでしょうか。
流派は「聖心會」と言う流派で、主にフルコンタクト空手がメインとなるようです。
フルコンタクト空手は、グローブをつけての顔面への攻撃が有効な空手で、ほとんど道着を着たキックボクシングのような物です。
京口紘人選手は父親の指導で3歳からこの空手を始めていたと言う事なので、ボクシングに転向するのもそんなに難しくは無かったのでは無いでしょうか。
そして、母親に関して色々調べてみたものの、普段父親と接してる機会が多いからか、ブログなどでも父親は頻繁に登場しますが母親はほとんど出てきません。
ただ、出てこないからと言っていない訳では無く、母親はもちろん健在で家族はとても仲が良いそうです。
京口紘人の兄弟もすごい?
そして、京口紘人選手の兄弟は上に兄と姉がいるので3兄弟です。
兄は3歳年上の京口竜人(りゅうと)選手で、実は2015年までは帝拳ジムに所属して「辰吉2世」と言われるほど期待されていた選手でした。
主な戦績は「西日本新人王」「西軍新人王」「全日本新人王」などを獲得し、2015年までの戦績は13勝1敗(9KO)と言うかなりすごい戦績です。
しかし、2015年4月に1敗した事がショックだったのか、それ以後ジムには顔を出さなくなります。
そして、10月に友人とバーベキューをしていた所、隣のグループと揉めてケンカになり相手を殴ってあごを骨折させる事件を起こしてしまいました。
その後はライセンス停止の処分を受けて、このまま引退かと思われましたが、その約1年後の2016年9月にジムを帝拳から「グリーンツダ」に移して再出発する事が決まりました。
また、京口竜人選手はすでに結婚していて、奥さんは京口真央さんと言って2人の間には現在4人の子供がいるそうです。
そして、ボクシングに復帰したのも奥さんに「ボクシングに戻って欲しい」と言われた為だと言う事で、今後は奥さんと子供の為にも活躍するものと思われました。
しかし、復帰戦はKOで勝ったようですが、その後の成績は18戦 15勝(11KO)2敗 1分となっているので、少し苦戦していたようです。
そんな中、2017年7月12日に飲酒運転で逮捕され、今後選手としてどうなるのか心配されてましたが、「けじめに」と設定した会見をドタキャンした事で、事態は急変してしまいました。
その後、京口竜人選手は、
「申し訳ありません。責任をもって引退します。(今後は)陰ながら弟を応援します」
とコメントを残して引退していまいました。
また、京口竜人選手は京口紘人選手にも負けないくらい才能ある選手だっただけに、こんな事でつまずいて引退してしまったのは残念で仕方ありません。
そして、姉は真琴さんと言って、2014年に子供が生まれているので、恐らく結婚は2013年頃では無いかと思います。
また、実は姉も空手をやっていて、高校生の時には3大会連続優勝するほどの実力者です。
なので、京口家の子供は京口紘人選手だけで無く、兄弟全員がかなりすごい選手と言う事になりますね。
京口紘人の世界戦のファイトマネーはいくら?
京口紘人選手の世界戦のファイトマネーはいくらくらいなのでしょう?
ファイトマネーについて色々調べてみると、世界戦を2度防衛しているチャンピオンは基本的に興行権はチャンピオン側が持っているそうです。
しかし、新チャンピオンになった場合はその後の2試合分の興行権は前チャンピオンが保有するので、その権利を使ってリターンマッチなどが組まれる事が多いと言います。
ただ、今は協会が認めない限りリターンマッチは出来ないようになっているそうです。
そして、京口紘人選手が対戦したチャンピオンのホセ・アルグメド選手は、すでに2回以上の防衛をしているので、京口紘人選手との世界戦の興行権はチャンピオン側にあります。
通常、自分に興行権がある場合は自国で世界戦を行った方が体調的にも有利なので、自国で行うはずです。
しかし、わざわざ日本に来て試合をするのは、恐らくワタナベジムがチャンピオン側から高額な金額で興行権を買い取っているからだと思われます。
これはよく行われる事で、恐らく億に近い金額でチャンピオンから興行権を買い取り、日本側はテレビ放映権や観客の収益などで元を取ると言う仕組みだと言われています。
恐らく通常、軽量級のチャンピオンが防衛しても多くて3000万円くらいだと言われているので、例えば1億円で興行権が売れたら通常もらえるよりも3倍以上多いのですから、断る理由はないでしょう。
チャンピオン側としても、自国で興行を行って得れるファイトマネーよりもはるかに高額な金額を得れるので、不利でもわざわざ日本に来るメリットがあると言う訳です。
これは以前、内藤大助選手と亀田大毅選手の世界戦でも同じようなお金のやりとりがあったと言われています。
当時、初防衛戦だった内藤大助選手と亀田大毅選手の興行権は、前チャンピオンにありました。
そして、チャンピオンの内藤大助選手が所属していた宮田ジムが興行権の買い取りを申し出ると、前チャンピオン側が提示した金額は6000万円だったそうです。
しかし、宮田ジムはその金額を払うお金が無かったのですが、亀田側が宮田ジムにその興行権を1億円で買い取ると申し出た事で話がまとまったと言います。
宮田ジムとしても、前チャンピオンに6000万円支払ったとしても4000万円は残るので黒字です。
ただ、亀田側はその後テレビ放映権や観客収入などで3億円を手に入れたそうです。
なので、1億円を宮田ジム、残りの2億円を亀田大毅選手とジムとで折半したと言われています。
こう考えると、結局勝ったチャンピオンの内藤大助選手よりも負けた亀田大毅選手の方が圧倒的に稼いだと言う事になります。
なので、興行権をどう扱うかによってファイトマネーも大きく変わるものと思われます。
また、京口紘人選手の世界戦は同じジムの世界チャンピオン田口良一選手とのダブル世界戦でした。
田口良一選手はすでに5回防衛していたので、興行権はワタナベボクシングジムが持っています。
そこに、同門の京口紘人選手の世界戦を合わせる事で話題性を増幅させ、注目度を上げてテレビ放映の視聴率アップによる金額増収を計ったのではないでしょうか。
ちなみにテレビの視聴率では以下のように金額が変わると言われています。
テレビ視聴率10%以下:1500万
テレビ視聴率15%以下:3000万
テレビ視聴率20%以下:5000万
テレビ視聴率25%以下:1億
テレビ視聴率30%以下:2億
テレビ視聴率35%以下:3億出典 教えてgoo
これを見れば、やはり視聴率が上がるほど金額も上がるので、興行権を持つジム側としてはなるべく注目されるような試合を組みたい訳です。
そして、ジム側がどれくらいの金額で興行権を買ったのかは分かりませんが、恐らく京口紘人選手のファイトマネーは2000万円~3000万円くらいは出るのでは無いかと思います。
ただ、これもテレビの視聴率や観客動員数でも変わると思いますので、もっと多い可能性もありますし、意外と少ない場合もあるかも知れません。
こればっかりははっきりいくらとは出ない物なので、本当の金額はやはり本人に聞かないと分らないと思います。
しかし、チャンピオンになって防衛戦を最低5回くらいすれば、トータルで間違いなく億のファイトマネーは稼いでると思われます!
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終わりに
軽量級のボクサーは、どちらかと言えばあまりKOで勝つ選手はいないのですが、京口紘人選手はアグレッシブな攻撃とスピードがあり、気持いいKO劇を見せてくれます。
特に辰吉丈一郎さん直伝の左ボディーは、攻撃の要にもなっているので必見です!
これからどこまで上に行くかは分かりませんが、今後も京口紘人選手の活躍に注目です!