ランランの年収や現在は結婚してる?すごい経歴や実力はどうなの?

現在、世界的なピアニストと知られるランラン。

これまでに数々の有名オーケストラや指揮者と共演し、いずれも高評価を得て天才ピアニストとしての地位を確立してきました。

また、現在はクラシックの枠を超えて色んな演出の演奏を試みるなど、もはやピアニストと言うよりはエンターテイナーに近い存在かも知れません。

そんなクラシック界のスターであるランランは、現在は結婚しているのでしょうか?

また、すごい経歴や年収はどれくらいなのでしょう?

ちょっと気になったので調べてみました。

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ランランってどんな人?


プロフィール

生年月日 1982年6月14日
出身   地中国遼寧省瀋陽
身長   179cm
学歴   カーティス音楽院卒

略歴

1984年 2歳半から瀋陽音楽学院の教授からピアノの指導を受け始める。
1986年 4歳から一日8時間のスパルタ教育が始まる。
1987年 5歳で瀋陽ピアノ・コンクールに優勝して最初のリサイタルを開く。
1991年 北京の中央音楽学院にで入学。
1994年 第4回エトリンゲン青少年ピアノ・コンクールで最優秀賞・技能賞を獲得。
1995年 第2回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで優勝。
1997年 カーティス音楽院に入学し、ゲイリー・グラフマンに師事する。
1999年 シカゴ交響楽団と共演し、賞賛を浴びる。
2001年 デビュー演奏会のチケットが売り切れとなる。
2002年 レナード・バーンスタイン賞の最初の受賞者となる。
2008年 北京オリンピックの開会式の演奏家に選ばれる。
2010年 ソニー・ミュージック・エンタテインメントと専属契約する。
2017年 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のテーマ音楽を演奏する。

ランランのすごい経歴とは?

ランランの父親は二胡奏者でしたが音楽では食べて行けず、夢を託さたランランは早くからピアニストになるように徹底的に教育されて育ちました。

4歳になってからは1日8時間もの練習を課せられ、超スパルタ方式で徹底的にピアノの練習に明け暮れます。

練習はまじめにに取り組んで無いと、父親におもちゃを全部窓から投げ捨てられたと言うエピソードもあるくらい、かなりのスパルタだったようです。

しかし、本人はとりわけそれが苦では無かったらしく、他の子がおもちゃで遊ぶような感覚で、練習に取り組んでいたとも語っています。

その甲斐あってか、幼い頃から色んな音楽コンテストで優勝し、その実力を開花させていきました。

そして、仕事を辞めた父親と9歳で都会の北京に出て、親子二人三脚で中国国内のあらゆるコンテストに出場して、その賞金で生活をするようになります。

ただ、そんな収入は安定する事も無く、故郷で電話交換手として働く母親のわずかな仕送りを頼りに、かなりの極貧生活を送っていたようです。

しかし、そんな極貧生活をしながらも必死に頑張った甲斐あって、14歳で名門カーティス音楽院の奨学生に選ばれ、お金の心配からは開放されるようになりました。

カーティス音楽院の奨学生になると、奨学金の全額給付やピアノ付きの住居、必要な生活費なども支給されるので、何も考えずただ音楽だけに集中できるようになります。

おまけに優秀な音楽家が指導するので、ランランもここで一気に才能を伸ばす事になりました。

そして、カーティス音楽院で得た一番の成果は、演奏テクニックなどでは無く「音楽家としての本質」そのものでした。

と言うのも、それまでのランランは、生活費を稼ぐためにひたすらコンクールで勝つ為の演奏を追求しています。

それは、恐らく父親からそういう教育を受けていたせいでしょう。

しかし、カーティス音楽院のゲイリー・グラフマンに「今後は勝つための音楽では無く、音楽を通じて聴衆を感動させるナンバーワンになりなさい」との指導を受け、その後の演奏が変化していきました。

そして、17歳の時に代理として出たラヴィニア音楽祭で、クリストフ・エッシェンバッハが指揮するシカゴ交響楽団と共演して賞賛を浴びた事により、一気にその名が知れ渡りました。

そのお陰か、その後のデビューコンサートも注目を浴びて大成功し、世界最大のクラシック音楽祭であるBBCプロムスへのデビューも大絶賛の嵐でした。

こうして、現在に至るまでランランは着実に実績を重ねて、有名オーケストラや指揮者との共演も成功させ、ピアニストとしての地位を不動の物としています。

ランランのピアニストとしての実力は?

これだけ有名人ですと、あらゆる方向から色んな意見が出るのは仕方ない事です。

日本でも、賞賛する人もいれば批判する人もいます。

批判的な意見を見てみると、やはり演奏が大げさだとかパフォーマンス面での批判が多いように思います。

また、正当な国際コンクールなどの入賞歴が無い事も、批判の種になっているようですね。

ただ、単純に考えてみれば、実力が無いとここまで国際的に有名にはならないですし、有名オーケストラも何回も共演をオファーしたりしないでしょう。

そして、有名な国際コンクールに出場していないのは、カーティス音楽院で「コンテストで勝つ為の音楽」を捨て、「聴衆を魅了する音楽」に重点を置いた為と思われます。

コンテストで勝つためには、出来る限り装飾的な演奏を避け、作曲者をリスペクトした演奏が求められます。

実際、ランランはカーティス音楽院に入るまではそう言った演奏をして、数々のコンテストで優勝しています。

なので、カーティス音楽院に入らず、そのままそういう演奏を続けていたら、ひょっとしたら有名コンテストでの優勝経験もあったかも知れません。

しかし、カーティス音楽院のゲイリー・グラフマンから「音楽を楽しむ演奏」を教えられて共感し、現在のような演奏スタイルになったのだと思います。

なので、恐らくパフォーマンスを排除したような演奏もやれば出来るでしょうし、聴衆を楽しませる演奏もこなせるので、実力的には間違いなくトップクラスのピアニストで間違いないのではないでしょうか。

ランランの年収はどれくらい?

現在のランランに年収はいくらくらいなのでしょう?

一般的なピアニストの報酬は、無名に近い人だと10万円前後で、ある程度名前の通ってる人だと一回の公演で100万円くらいなのだそうです。

しかし、一回の公演で100万円貰えるようなピアニストは、それこそピアノなど全く興味の無い人でも知ってるくらいの有名人だけだと思います。

例えば、国際的なピアノコンクールに優勝してニュースに取り上げられたとか、テレビに頻繁に出ている人などです。

そして、ランランのように国内だけでなく世界的に活躍するピアニストになると、さらに報酬額は上がって、一回の公演で1000万円くらいはあると言われています。

それを考慮して、ランランの年間の公演スケジュールを見てみると、少なめに数えても30公演くらいはあるので、それが1公演1000万円とすると単純に3億円はあると言う事になります。

これは正確な年間スケジュールやギャラが分からないので、実際はもっと多いのかも知れませんし、少ないのかも知れません。

ただ、発売している書籍やCDなどの印税なども入れると、年収は億を超えているのは間違いないと思います。

ランランは結婚してる?

ランランが現在結婚しているかどうかですが、色々調べてみましたが、そんな事が書かれた記事は一つも見当たりませんでした。

女性関係では、2013年に以前から交際していた、中国人セクシー女優ミュウミュウ・コンと破局したと報道されていました。

この交際は2011年頃から続いていたようで、当時は交際を否定していたようですが、2013年に破局を伝えられたと言う事は、やはり交際していたのではないでしょうか。

有名ピアニストが、セクシー女優と交際すると言うのは意外な接点ですが、最初は遊びだったのがだんだん本気になったような感じなのかも知れません。

その破局報道の後は、何も女性関係の報道は無いので恐らく現在も独身だと思われます。

また、2014年に行った公演のパンフレットに「結婚は考えていない。今は音楽を広めていきたい」と書かれてあったので、しばらく結婚はしないのでは無いでしょうか。

そして、これだけの有名人なので、また恋人などが出来れば報道されると思いますので、何か分かればまた追記していきたいと思います!

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終わりに

ランランがこれだけのピアニストになったのも、4歳からの超スパルタ教育に耐えて自分自身を成長させて来たからだと思います。

普通の人はそんな生活はとても耐えきれないのではないでしょうか。

そして、現在は過去に故郷に一人で残って必死に仕送りしてくれた母親を、世界各地のコンサートに同伴させているそうです。

それは仕送りする為にどこにも行けなかった母親に対する恩返しです。

その際、今度は父親が家で留守番をしているみたいですね。

現時点である意味全てを手に入れたランランが、今後はどんな表現者になっていくのかとても楽しみです!

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    コメント

    1. mako より:

      2007年頃までのランランの演奏は、みずみずしくて大好きでした。
      エッシェンバッハ指揮でパリ管弦楽団と演奏したベートーウ゛ェンは、何度聴いても新鮮です。
      最近のランランから、この頃のような輝きを感じられないのはとても残念です。

    2. アリス より:

      怪我から復帰を果たしましたが、もうアグレッシブな演奏が出来なくなって大変に残念です
      以前から考えて彼の日本でのギャラは高過ぎますね
      S席¥37000は、かなりのぼったぐりですね
      以前、彼にお会いした事が御座いますが彼とは比べ物にならない位、家柄が良い私に対して随分と失礼な態度を取られまして、ユンデイの方が人間性が素晴らしいと思いました
      ユンデイは私に対してキチント敬語を使ってくれました
      これからユンデイの方が大活躍すると思います

    3. カンカン より:

      初めてまして
      確かにランランは性格が悪い事は僕も感じましたね
      物凄く傲慢で自信家でした
      彼のお育ちから言えば仕方の無い事かもしれませんが
      演奏も確かに昔の方が良かったです
      素晴らしい才能の若手が、どんどん出てきているので謙虚にならないと
      いつまでも王さまではいられませんよ

    4. エリー  より:

      ニューアルバムにエリーゼの為にを収録とか聞きましたが、もう昔の様に簡単に難曲を弾くのは不可能なのかもしれないですね
      NHKのクラッシックアニメのピアノの森のピアニスト達に今、注目しています
      余談ですがランランが幾ら稼げても、これからの国際情勢や経済情勢において、余程、頭を使い上手く資産を管理出来ないと資産を守る事は出来ないでしょう
      お札は紙切れになります
      勿論、私達も自分の資産を守る事は大変ですが

    5. Kana より:

      ピアノの森で注目された牛牛がランランを超えそうですね!!
      お育ちが良いので、とてもエレガントでストイックな好青年で、勿論、頭も良いです!!
      牛牛は神童と呼ばれて若くして成功しましたが、頂点の上を更に目指して頑張っています。
      牛牛に期待します!!

    6. Xenakis より:

      何のかんの言っもランランのスター性は衰えていない。
      演奏の劣化は別として。
      同じChineseの牛牛の事をコメントする方がいたが彼は神童と呼ばれた時に運を全て使い果たした気がする。
      演奏に関しても神童の頃が一番、華があった。
      大人のピアニストとして飛躍したい様だが、それはとても困難だろう。
      神童としてピアニスト生命を終わらせるのがbestな選択だっただろう。
      ピアノの森は反田氏が一番、飛躍するだろうと思う。

    7. 笑里 より:

      中国に住んでいたのでランランさんにお会いした事がありますが大変にフレンドリーで優しい方でしたよ。
      確かに怪我にて演奏は落ちたかもしれませんが。
      最近、友人の付き合いで牛牛さんのリサイタルに行きましたがランランさん程、心に響くものはありませんでした。
      終演後のサイン会でも上から目線で物凄く感じが悪かったです。
      神童だったのでプライドが物凄く高いんだと思いますが。
      チケットは高いですがランランを堪能した方が良いです。

    8. 由梨絵 より:

      ランランさん御結婚されましたね。
      前の噂の方とルックスは似ている様な。
      奥さまになられた方がランランさんの怪我の苦しい時期を支えたんでしょうね。
      昔の様な演奏が甦る様にサポートして欲しいです。
      牛牛さんのリサイタル、私も付き合いで伺いましたが、子供時代の神童と呼ばれた頃の方が良かったと思います。
      サイン会にも伺いましたが無愛想でマネージャーの女性も物凄く感じが悪くてガッカリでした。
      お金を支払ってリサイタルもサイン会も参加しているに感謝が感じられませんでした。
      牛牛さん、昔は大手プロダクションにいたらしく今は小さい所なので仕方ないのかもしれませんが。
      チケットが高くともランランさんが私もオススメです!!

    9. ちえり より:

      ランランの結婚には驚きましたが祝福します。
      私の周囲のアラフォー独身ファンは相当落ち込んでおりましたが。
      又、ランランが昔の様な演奏をしてくれる事を願います。
      牛牛さんの良からぬコメントが多いですが私も付き合いで牛牛さんのリサイタルに伺いましたがキーシンとか拝見しているので
      、やはり心に響きませんでした。
      私も子供の頃の牛牛さんの方が良かったと思います。
      サイン会も嫌々やられており、マネージャーの女性もふてぶてしかったです。
      マネージャーの女性は韓国の方らしいですが。
      差別する訳ではありませんが、やはりチケットを購入して交通費を出して足を運ぶ人々に感謝の気持ちを伝えるべきだと私も思います。
      牛牛さんは、もう拝見する事はないです。