田口良一選手は、2006年のプロデビュー以来、派手さは無いものの着実に力をつけて行き、2014年の年末に見事WBA世界ライトフライ級で世界チャンピオンに輝きました。
そして、その後は着実に防衛戦に勝ち続け、2017年の年末にはIBF世界ライトフライ級王者と王座統一戦を行い、見事日本人3人目の統一王者にもなっているすごいボクサーです！
ただ、残念ながら2018年5月の防衛戦で負けてしまいベルトを失いました。
そんな田口良一選手のファイトマネーはどれくらいなのでしょう？
また、両親や兄弟と現在は結婚しているのでしょうか？
ちょっと気になったので調べてみました！
目次
田口良一ってどんな人？
田口良一（たぐち りょういち）
プロフィール
生年月日 1986年12月1日
出身地 東京都
身長 166cm
学歴 芝商業高校卒
所属 ワタナベボクシングジム
階級 ライトフライ級（47.62kg～48.99kg）
戦績
アマチュアボクシング 2戦2勝 (2KO・RSC) 無敗
プロボクシング 32戦27勝 (12KO) 3敗2分
獲得タイトル
第64回東日本ライトフライ級新人王
第57回全日本ライトフライ級新人王
第35代日本ライトフライ級王座（防衛0）
WBA世界ライトフライ級王座（防衛6）
IBF世界ライトフライ級王座
略歴
2001年 ワタナベジム入門する
2006年 後楽園ホールにてプロデビュー
2007年 全日本新人王獲得
2009年 プロ入り初黒星（判定負け）
2013年 日本ライトフライ級王座獲得
2013年 8月井上尚弥と対戦しプロ2敗目（判定負け）
2014年 WBA世界ライトフライ級王座獲得
2015年 ５月WBA世界ライトフライ級王座防衛１
2015年 12月WBA世界ライトフライ級王座防衛2
2016年 ４月WBA世界ライトフライ級王座防衛3
2016年 8月WBA世界ライトフライ級王座防衛4
2016年 12月WBA世界ライトフライ級王座防衛5
2017年 7月WBA世界ライトフライ級王座防衛6
2017年 12月IBF世界ライトフライ級王座獲得 日本人3人目の統一王者
2018年 5月ヘッキー・ブドラーと対戦し0-3の判定負けで王座陥落
田口良一の両親や兄弟は？
田口良一選手の父親は、宮崎県出身の田口勝良さんで年齡は70歳を越えています。
田口良一選手がボクシングを始めたのは、幼いころに父親とよくボクシング観戦に行っていた事も影響しているそうです。
なので、父親はかなりのボクシング好きですが、父親がボクシングをやっていたという話は全く出てこないので、恐らく選手経験は無いと思います。
また、兄弟が家を出てからは田口良一選手と2人暮らしをしているようで、毎朝同門の内山選手流の野菜ジュースを作って息子を応援しているそうです。
そして、家のあらゆる壁には田口良一選手のポスターを貼り、日本王座防衛戦で井上尚弥選手に判定負けした時は、1週間寝込むほどのショックを受けたと言います。
なので、今では田口良一選手の一番のファンは父親なのかも知れません。
また、母親は華子さんで父親よりも5歳年下の方ですが、母親の事は名前以外はほとんど何も分かりませんでした。
ただ、2010年から父親と二人暮らしと言う記述があったので、両親はひょっとすると離婚したのかも知れません。
そして、田口良一選手の兄弟は上に姉が2人います。
姉は2人共に結婚していて、一番上の姉は2人、2番目の姉には1人子供がいるようです。
また、姉とは昔良くケンカしたそうで、そのケンカはとても激しく頭から流血するほどのバトルを繰り広げていたと言うので、姉もかなりの気性の持ち主なのかも知れません。
ただ、こう書くと田口良一選手は昔からヤンチャな性格のように見えますが、学生時代はいじめられていたと言います。
ボクシングを始めたのも、父親の影響で興味があったのもありますが、いじめられていたので自分を変えたいと言う思いもあったそうです。
そして、子供の頃にケンカした姉とは今ではすっかり仲の良い姉弟となり、田口良一選手も色々面倒を見てくれた姉にはとても感謝していると言う事です。
田口良一のすごいファイトマネーとは？
田口良一選手のファイトマネーは一体いくらくらいなのでしょうか？
色々調べてみると、日本のボクシングのファイトマネーはランクによって分かれていて、具体的には下からC級、B級、A級と言うランクになっています。
また、C級は4回戦、B級は6回戦、A級は8回戦以上戦える権利があります。
C級、B級、A級はそれぞれ貰えるファイトマネーが違います。
C級 5万円～10万円
B級 10万円～30万円
A級 15万円～50万円
日本ランカーで30万円～100万円
日本チャンピオンの防衛戦で、100万円～300万円くらいのファイトマネーだと言われいています。
そして、世界戦のファイトマネーとなるとこれも階級によって変わると言われていて、田口良一選手のような軽量級と言われる階級では、約2000万円～3000万円と言われています。
このファイトマネーの価格も、初防衛戦などは興行権が前チャンピオンにあるなどの関係で、色々とバラつきがあるようです。
また、テレビ放映されるかされないかや、放送される時間帯などでも価格が変わってくるので、一概にこれくらいとは言えません。
ただ、過去の軽量級のチャンピオンが語った所によると、軽量級の国内での世界戦のファイトマネーはおよそ3000万円くらいで間違いは無さそうです。
そう考えると、田口良一選手は2017年現在で過去5回防衛しているので、単純計算で1億5000万円は世界戦のファイトマネーで稼いでいると言う事になります。
また、防衛戦は興行権が自分の方にあると色んな面で優位に交渉も出来るので、勝てば勝つほどファイトマネーも多くなるのでは無いかと思います。
そう思うと、ひょっとしたら5回防衛している田口良一選手はもっと稼いでいるかも知れません。
ただ、今は退職されたようですが、田口良一選手は世界チャンピオンになってからも変わらずカフェバーでずっとバイトを続けていたそうです。
それは、もちろんお金に困っているからでは無く、単純に「人とのつながりを持ちたかったから」と言う事です。
なので、田口良一選手はあまりお金に対する欲みたいな物は無く、労働はあくまでも人とのコミュニケーションの場として捉えているのではないでしょうか。
そういう無欲な心で戦うからこそ負け無いのかも知れませんね・・・。
田口良一の彼女や結婚は？
田口良一選手は結婚しているのでしょうか？
田口良一選手はかなりのイケメンですし、2014年に世界チャンピオンになっているので、とっくに結婚してると思っていましたが、現在までに一度も結婚はしていないようです。
世界チャンピオンになってる方は、わりと早めに結婚する人が多いように思いますが、田口良一選手は独身生活を楽しんでいるのかも知れません。
そんな田口良一選手の彼女はと言うと、これもいくら過去の記事を調べても一度も噂になった女性はいないようです。
とはいえ、世界チャンピオンになってもカフェでバイトをしているくらいなので、女性との出会いはいくらでもあるはずです。
そんな状況を考えても、彼女がいないと考える方が不自然な気もするので、恐らく周りに分らないように付き合っているのかも知れません。
ただ、今の所彼女に関しては何の情報も無いので、また何か情報が出てきたら追記したいと思います！
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終わりに
田口良一選手はすごいハードパンチャーで、バンバンKOするタイプのボクサーではありませんが、不思議と得体の知れない「凄み」を感じさせるボクサーだと思います。
特に後半は、何が何でも倒れないと言う気迫が凄く、その辺が並のボクサーとは違うように感じます。
過去の敗戦も全て判定ですし、KOで負けた事は一度もありません。
これからどこまで防衛記録を伸ばせるか分かりませんが、今後も田口良一選手の試合には注目です！