山中慎介の強さの秘密とは!?世界戦連続防衛記録の世界一は誰?

現在、日本人のボクシング世界戦連続防衛記録は、具志堅用高さんの持つ13回が最高です。

この記録を塗り替えられる可能性のあった山中慎介選手は、2017年8月15日に負けてしまい、残念ながら再戦でも負けてしまいました。

ただ、5年半にも渡ってタイトルを12回も防衛したのは並の選手に出来る事では無いので、山中慎介選手が偉大なチャンピオンなのには変わりありません。

そして、他の世界チャンピオンは何回か防衛すればすぐに階級を上げて2階級や3階級制覇を狙いますが、山中慎介選手は階級を上げずに防衛戦にこだわって来たのはなぜなのでしょう?

また、これだけ連続防衛できた強さの秘密などはあるのでしょうか?

ちょっと気になったので調べてみました!

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山中慎介ってどんな人?

山中慎介(やまなか しんすけ)

プロフィール

生年月日   1982年10月11日
出身   滋賀県
身長   171cm
階級   バンタム級
通称   ゴッドレフト(神の左)

戦績
アマチュア 47戦34勝(10KO・RSC)13敗
プロ    31戦27勝(19KO)2敗 2分

略歴

1998年 南京都高校入学後にボクシングを始める。
2000年 とやま国体の決勝で、粟生隆寛を降して少年バンタム級優勝
2006年 プロデビュー
2010年 日本バンタム級王座獲得
2011年 無敗のままWBC世界バンタム級王座獲得
2012年 初防衛に成功、その後2016年までに11回の防衛に成功
2017年 WBC世界バンタム級王座の12度目の防衛に成功

山中慎介選手といえば、「神の左手」と言われる強烈な左ストレートが武器の世界チャンピオンです!

なかなか左が決まらずに判定になることもありますが、バチッと左が決まると本当に一瞬で勝負がついて、見ていてスカッとするのが山中慎介選手の試合だと思います。

そのスカッとする左ストレートが見たくて、毎回試合を見るファンも多いのではないでしょうか!

そんな山中慎介選手の強さの秘密や、防衛戦を勝ち続ける事ができる理由などに迫ってみたいと思います!

山中慎介が防衛記録を更新できる強さの秘密とは?

山中慎介選手が、なぜ防衛記録を伸ばすことが出来るのかと言えば、当然防衛出来るだけの実力と、その実力を維持するだけの練習をこなしてきているからでしょう。

ただ、それはどのチャンピオンもやってると思いますし当たり前の事ですね。

しかし、山中慎介選手は他のチャンピオンとは少し違う所があります。

それは「防衛戦に対するするこだわり」と言う部分です。

山中慎介選手が過去に話していたインタビューで、

いま、7回連続で防衛に成功していますが、連勝記録にこだわりは、ないんです。次の一戦を全力で勝ちにいくことが重要なんだと思っています。
出典http://taishu.jp/detail/14318/

と話していて、とりわけ「連勝記録」とかには何の関心もないように思います。

1回や2回ならともかく、これだけ連続防衛をしてくるとだんだん連続防衛する事が意識の中に芽生えてきて、それがプレッシャーになったりする事もあるのではないでしょうか。

ボクサーにとって一番重要なのは、技術やパワーも必要ですが何よりもメンタル面が最も重要な要素です。理由は、身体は意識がコントロールしているので、メンタルに問題を抱えるとどうしても身体に影響を与えてしまいます。

なので、無意識にでもプレッシャーを感じていると、本来の身体能力が発揮出来ない場合もあります。

そして、ボクシングの世界戦は初防衛戦が最も難しいと言われています。

理由は、初防衛戦の興行権は前チャンピオン側が持っているので、なるべく強い選手を初防衛戦に持ってきて引きずり降ろそうとする狙いがある事と、初めて追う側から追われる側にまわるプレッシャーもあるからです。

その点から見ると、山中慎介選手はとりわけ連続防衛記録にはこだわりが無く、ただ1戦1戦目の前の試合に集中しているからこそ、変なプレッシャーを感じず勝利してきたのではないでしょうか。

ある意味、「負けたら負けたでしょうがない」くらいの気持ちでいるかも知れませんね。

そういった、心の余裕こそが山中慎介選手の優れた身体能力をフルに生かす、最大の強さの秘密なのではないかなと思います!

階級を上げずに防衛を続ける理由とは?

そんな山中慎介選手が他の世界チャンピオンのように、階級を上げて2階級や3階級制覇を狙わないのはなぜなのでしょう?

考えられる事としては、まず年齢的な事が挙げられます。

3階級制覇した日本人チャンピオンは、比較的に若い時期にチャンピオンになっています。

井岡一翔  21歳
亀田興毅  19歳
長谷川穂積 24歳
八重樫東  28歳

八重樫東選手だけは比較的年齢が高いですが、他の選手はだいたい20代前半です。

山中慎介選手は29歳で世界チャンピオンになったので、そこから1,2回防衛して階級を上げる頃にはもう30歳を超えています。それよりは、慣れている階級で防衛していった方が無理なく勝てると言う考えがあったのかも知れません。

また、他の選手はもともと階級が低い所からスタートしてるので、比較的2階級、3階級へ上げるのは無理なく行えます。

しかし、山中慎介選手はスタートがバンタム級とそこそこ重い階級なので、これから上になると下の階級よりはかなり厳しくなります。

そして、他に考えられる事は、山中慎介選手の性格にもよるのではないでしょうか。

先ほどの話のように、どうしても他の階級に倒したいヤツがいるとか、2階級・3階級を制覇したいという「強いこだわり」が無いのだと思います。

そういった面もあって、他の階級に挑戦するよりは、目の前の防衛戦を1戦1戦しっかりと戦うスタンスが山中慎介選手には合っているのだと思われます。

そして、出来ればそのままどんどん勝利を重ねて、是非、具志堅用高さんの持つ日本人連続防衛記録13回を抜いて欲しかったのですが、直前で負けたのは非常に残念でした。

ボクシング連続防衛記録保持者は誰?

現在、ボクシングの連続防衛記録は、戦前から戦後かけてヘビー級で活躍したジョー・ルイス25回が世界記録として認定されています。

ジョー・ルイスは11年間の王座在位中に、世界王座25連続防衛の記録を達成した後、一度引退しますが、1950年にまた復帰して後のヘビー級王者となるロッキー・マルシアノに負けて完全に引退しました。

戦績はプロボクシングで70戦67勝 53KO 3敗です。

連続防衛では無く、トータルの防衛記録ではメキシコのフリオ・セサール・チャベス28回が最高です。

フリオ・セサール・チャベスは以下のタイトルを防衛しました。

第16代WBC世界スーパーフェザー級王座(防衛9度)
第40代WBA世界ライト級王座(防衛1度)
第21代WBC世界スーパーライト級王座(防衛12度)
第7代IBF世界スーパーライト級王座(防衛2度)
第23代WBC世界スーパーライト級王座(防衛4度)

通算戦績は 116戦 108勝 87KO 6敗 2分となっています。

もう、笑ってしまうくらいの戦績ですね・・・。

フリオ・セサール・チャベスは、1980年にプロデビューし、1984年に48戦全勝で世界初挑戦し王座を奪取しました。

それ以来、1994年に初黒星がつくまで91戦無敗を誇りました!

その後は6階級制覇のオスカー・デラホーヤなどに敗れるなどして、2005年に正式に引退を表明しています。

こうして見ると、本当に上には上がいるものですね。

現在、現役チャンピオンではミドル級のゲンナジー・ゴロフキン選手が、17回連続防衛に成功しているようです。

プロボクシング通算成績は、38戦 37勝 (33KO) 無敗1分けです。

ミドル級は村田諒太選手が世界チャンピオンになって、今後ゲンナジー・ゴロフキンと対戦するかどうかに注目が集まっています。

それまでにゲンナジー・ゴロフキン選手は、一体どれくらいまで連続防衛記録を伸ばしているのかも楽しみです!

そして、山中慎介選手は再戦でも負けてしまいましたが、今は日本人世界チャンピオンがかなり出てきているので、今後のニューフェイスに期待です!

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終わりに

世界チャンピオンになるだけでも十分すごいですが、それを10回20回と防衛するのは至難の業だと思います。

山中慎介選手を始め、現実にそんな選手が数多くいる事に本当に驚かされます!

しかし、だからこそいつまでもボクシングの人気は衰えないのだと思いますし、今後も山中慎介選手のようなすごいチャンピオンが出てきてくれる事を期待したいと思います!

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