ゲンナジー・ゴロフキン選手は、これまで無敗でミドル級最強王者と言われて来ました。
その戦い方は、常に駆け引き無しの真っ向勝負で、勝利のほとんどがKO（ノックアウト）と言う事もあり、ボクシングファンに絶大な人気を誇っています。
しかし、2018年9月にメキシコ人のサウル・アルバレス選手に判定で破れてしまい、プロデビュー以来初の黒星が付いてしまいました。
また、村田諒太選手とのビッグマッチも予定されてただけに、今後の動向が気になります。
そんなゲンナジー・ゴロフキン選手の嫁や子供はどんな人なのでしょう？
また、両親や兄弟とファイトマネーはどれくらいなのでしょうか？
ちょっと気になったので調べて見ました。
目次
ゲンナジー・ゴロフキンってどんな人？
プロフィール
生年月日 1982年4月8日
出身地 カザフスタン
身長 179cm
スタイル オーソドックス
戦績
アマ 350戦 345勝 5敗
プロ 41戦 39勝 (35KO) 1敗 1分
略歴
1996年 14歳の時に兄に連れられボクシングを始める
2002年 アジア競技大会 ライトミドル級 優勝
2003年 世界ボクシング選手権大会 ミドル級 金メダル
2004年 アテネオリンピックミドル級 銀メダル
2006年 ドイツでプロデビュー １R KO勝ち
2009年 WBOインターコンチネンタルミドル級王座獲得
2010年 WBA世界ミドル級王座に認定される
2011年 IBO世界ミドル級王座獲得
2014年 10月WBC暫定王座獲得
2015年 IBFミドル級王座獲得
2016年 WBC世界ミドル級正規王座に認定
2017年 これまでにWBAは19、WBCは8、IBOは16、IBFは4度の防衛に成功
2018年 9月15日、タイトルマッチでサウル・アルバレスに判定で敗れる
ゲンナジー・ゴロフキンの嫁や子供は？
ゲンナジー・ゴロフキン選手は現在結婚していて、子供が一人います。
嫁の名前はアリナさんと言いますが、年齢や過去の職業などは不明です。ただ、ネットに出てる画像を見ると金髪の美人ですね。
なので、ひょっとするとモデルか芸能人だった可能性もあるかも知れません。
youtubeを探すと一つだけありました。
そして、子供の名前はヴァディム・ゴロフキンと言います。2014年頃の情報では小学生と言う事なので、現在は中学生になっているかも知れません。
また、嫁と子供の画像はゲンナジー・ゴロフキン選手のインスタグラムにもほとんど出てこないので、セキュリティー的にあまり情報を出さないようにしている可能性もあります。
やはりボクシングの特性上、スポーツと分かっていても相手を殴り倒すと言う事で、恨みを買う場合もあるのかも知れません。
特に外国ではボクシングが賭け事の対象になるので、損した人が逆恨みする場合もあるのではないでしょうか。
そんな事もあり、ゲンナジー・ゴロフキン選手の現在のプライベートに関する情報はあまり出ていません。
ただ、過去の情報は少し出ていて、最初はカザフスタンに住んでいましたが、ドイツでプロデビューするにあたって2006年にドイツに移り住んでいます。
そして、しばらくはドイツに住んで活動していましたが、2014年にアメリカのサンタモニカに移り住み、現在はそこで家族と暮らしていると言う事です。
ゲンナジー・ゴロフキンの両親は？
ゲンナジー・ゴロフキン選手の両親は、父親がロシア人で仕事は石炭鉱夫として生計を立てていました。
また、母親は韓国人と言う事なのでゲンナジー・ゴロフキン選手は、ロシア人と韓国人のハーフと言う事になります。
そして、母親の仕事は「実験室のアシスタント」と言う事で、ひょっとすると韓国から大学に留学で来て、そのままカザフスタンに住み着いたのかも知れません。
そこで石炭鉱夫の父親と知り合い結婚して、ゲンナジー・ゴロフキン選手が生まれたのでは無いでしょうか。
そして、ボクサーは父親が過去にボクシングをやっている場合も多いのですが、ゲンナジー・ゴロフキン選手は兄に連れられてジムへ行ったので、恐らく父親は関係無いと思います。
また、父親は2014年2月に心臓発作で亡くなってしまい、その影響で4月に予定されていたタイトルマッチが中止になっています。
なので、父親の死はゲンナジー・ゴロフキン選手にとっても相当なダメージとなった事は間違い無いので、父親との関係は良好だったと言えます。
ゲンナジー・ゴロフキンの兄弟もすごい？
ゲンナジー・ゴロフキン選手の兄弟は、上にセルゲイとヴァディムと言う2人の兄がいて、マキシム（マックス）と言う双子の弟がいます。
なので、ゲンナジー・ゴロフキン選手は4人兄弟の3番目と言う事になります。
また、ゲンナジー・ゴロフキン選手がボクシングを始めたのは、兄のヴァディムがボクシングジムに連れて行ったからです。そして、その理由は「自分の身は自分で守れるように」と言う思いから、2人の弟をジムに通わせました。
やはり、カザフスタンは警察署もテロの標的になるなど治安の悪い場所なので、兄としては弟に強くなって欲しいと思ったのかも知れません。
しかし、ゲンナジー・ゴロフキン選手が9歳の時、2人の兄は共に兵士としてソビエト軍に参加し、1990年にヴァディムが亡くなり、1994年にセルゲイも亡くなってしまいました。
その後、双子の弟マックスとボクシングを続けますが、兄2人が亡くなった事で生活的にも厳しい状況になり、家計的に2人はボクシングを続けられなくなってしまいます。
その時に、自分よりも素質のあるゲンナジー・ゴロフキン選手をバックアップする為に、弟のマックスはサポートに回りました。
ゲンナジー・ゴロフキン選手は、その事をとても感謝していて、ある時のインタビューでは「父親とマックスの為に戦っている」と答えています。
子供の名前は亡くなった兄と同じ
また、自分をボクシングの道へと導いてくれた兄のヴァディムにちなんで、生まれた子供の名前を亡くなった兄と同じ「ヴァディム」にしています。
今後どうなるのかは分かりませんが、父親がこれだけ有名なボクサーなので、ひょっとすると子供も大きくなったらプロボクサーを目指すかも知れません。
ファンからすると、ゲンナジー・ゴロフキン選手のDNAを受け継いだ子供が、一体どれほどのボクサーになるのか見てみたい気もしますが、それはやはり本人しだいですね。
ちなみに6階級覇者のマニー・パッキャオ選手の子供は全員ボクシングをやっていませんので、頂点を極めた選手はあえて子供にボクシングは勧めないのかも知れません。
ゲンナジー・ゴロフキンのファイトマネーはどれくらい？
ゲンナジー・ゴロフキン選手のファイトマネーはどれくらいなのでしょうか。
調べてみると、2013年に行われたWBAのタイトルマッチのファイトマネーが40万ドル（約4,300万円）と書かれていました。なので、通常の世界戦は4,000万円前後ではないでしょうか。
これは日本人の階級で多い、フライ級やバンタム級のタイトルマッチが約3,000万円と言われているので、だいたいそれくらいの金額だと思われます。
ただ、団体によっても価格が変わるかも知れないので、ひょっとするともっと多い団体や少ない団体もあるかも知れません。
実際、2014年10月に行われたWBA王座とIBO王座の防衛と、WBC暫定王座を獲得した時のゴロフキン選手のファイトマネーは90万ドル（約9,600万円）でした。
2つのタイトル防衛と1つのタイトル獲得で約9,600万円なので、必ずしも一定の同じファイトマネーと言う事では無いのだと思います。
その証拠に、2015年にWBA王座は14度目、IBO王座は11度目、WBC暫定王座は2度目の防衛をした時のファイトマネーは、150万ドル（約1億8千万円）に跳ね上がっています。
さらに、同じ年に行われた3つのタイトル防衛とIBF王座を獲得した試合では、初めてペイパービューが導入されて、ファイトマネーも200万ドル（約2億4千万円）となっています。
なので、やはり防衛回数や試合の規模、ペイパービュー導入などによってファイトマネーの額も変わるのだと言えます。
ゲンナジー・ゴロフキンが稼いだファイトマネーの総額とは？
そんなゲンナジー・ゴロフキン選手がこれまでに稼いだファイトマネーの総額はどれくらいなのでしょう、
最近の試合だけ見ても、すでに10億円以上を稼いでいます。
2013年
対カーティス・スティーブンス戦 40万ドル（約4,300万円）
2014年
対マルコ・アントニオ・ルビオ戦 90万ドル（約9,600万円）
2015年
対ウィリー・モンロー・ジュニア戦 150万ドル（約1億8千万円）
2015年
対デイビッド・レミュー戦 200万ドル（約2億1600万円）
2016年
対ドミニク・ウェイド戦 200万ドル（約2億1600万円）
2017年
対サウル・アルバレス戦 300万ドル（約3億3千万円）
2018年
対バネス・マーティロスヤン戦 100万ドル（約1億1千万円）
これはファイトマネー分かる範囲での試合なので、他にファイトマネーが分からない試合もしている事を考えると、さらに総額は増えるでしょう。
また、世界チャンピオンになる前のファイトマネーも入れると、恐らくファイトマネーだけで総額は15億円以上は稼いでるのではないでしょうか。
さらに、CMやテレビ出演している場合はそれらのギャラも収入になりますし、ゴロフキン選手のグッズも結構あるので、その辺のロイヤリティーもすごいのではないでしょうか。
調べると、財布やバッグ、Tシャツやパーカーまでカッコイイデザインの物が色々あります。特にゴロフキン選手のTシャツを着ると、強くなった気がするかも知れません。
やはりボクシングの世界チャンピオンになるととんでもない金額が稼げますね。
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終わりに
約8年間、王座に君臨し続けたゲンナジー・ゴロフキン選手も、とうとう黒星が付いて王座から陥落してしまいました。
ただ、年齢的にも35歳を過ぎているので、やはりどんな超人も「年には勝てない」と言う事なのかも知れませんね。
しかし、KOされて負けた訳では無いので、まだ現役で続けられると思うだけに、出来ればなるべく早いうちに村田諒太選手と対戦してくれたらファンとしては嬉しいですね。
今後もゲンナジー・ゴロフキン選手の活動に注目です。