田中恒成の兄弟と両親や彼女は?すごい戦績とファイトマネーや年収はどれくらい?

現在、日本最速となるプロ5戦目での世界王座獲得記録を持つ田中恒成(こうせい)選手。

前年の2014年に、6戦目で世界王者になった井上尚弥選手の記録をわずか1年で塗り替えてしまいました。

おまけにその後、井上尚弥選手と同じくプロ8戦目で2階級制覇を達成し、さらに12戦目で3階級も制覇しています!

こんなすごい戦績を持つ、田中恒成選手の両親や兄弟はどんな方なのでしょう?

また、ファイトマネーや年収、彼女などはいるのでしょうか?

ちょっと気になったので調べてみました!

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田中恒成ってどんな人?

プロフィール

生年月日 1995年6月15日
出身地  岐阜県多治見市
学歴   中京大学経済学部在学中
身長   163cm
階級   フライ級(48.99kg~50.80kg)

戦績
アマチュア 51戦46勝(13KO・RSC) 5敗
プロ    17戦16勝(9KO) 1敗

獲得タイトル

アマチュア
第66回国民体育大会少年の部ライトフライ級優勝

平成24年度全国高等学校総合体育大会ライトフライ級優勝
第67回国民体育大会少年の部ライトフライ級優勝
第24回全国高等学校ボクシング選抜大会ライトフライ級優勝

プロ
第17代OPBF東洋太平洋ミニマム級王座(防衛0=返上)

WBO世界ミニマム級王座(防衛1=返上)
WBO世界ライトフライ級王座(防衛3)
WBO世界フライ級スーパー王座(防衛0=返上)

田中恒成のすごい経歴や実力の評価は?

田中恒成選手は最初からボクシングをやっていた訳では無く、入り口は3歳から始めた空手でした。

辰吉丈一郎さんのファンだった父親は、最初からボクシングをやらせたかったそうですが、当時住んでいた場所にはボクシングジムがありませんでした。

しかし、その後ボクシングジムが出来た事から田中恒成選手は小学校5年生の時に、ボクシングも始める事になります。

ちなみにこの頃は、すっかり空手を自分の物にしていて全国大会での優勝経験もあり、ボクシングは当初空手の練習の一環と捉えていたようです。

このように、最初は2つ掛け持ちでやっていたのですが、途中からだんだんボクシングにハマって、半年くらいでボクシングだけに専念するようになります。

しかし、空手で優勝経験があるなど、元からポテンシャルが高かった田中恒成選手ですが、中学では大会でよく負けていたそうです。

そんな田中恒成選手が頭角を現し始めたのが高校生になった時でした。

元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者の石原英康さんが先生を務めるボクシング部に入部して、独自の練習にアドバイスを貰うようになってから伸びていきます。

高校1年で山口国体を優勝すると、その後2年生では国体2連覇、インターハイ優勝など高校4冠を達成しています。

この頃からすでにプロ入りは決意していたようで、高校3年のインターハイが終わった後に現在の所属ジムである「SOUL BOX畑中ボクシングジム」に入門しました。

実はプロ入りは高校2年の時点ですでに決めていたようで、高校2年の冬に畑中会長と直接会ってプロ入りの意思を伝えたようです。

その際、会食の席で「僕を世界チャンピオンにしてください」と書いた紙を、ウェイターに渡して、畑中会長が来た時にグラスに入れて渡して貰うという演出をしたそうです。

そして、デビュー戦から強い相手とやりたいと熱望し、いきなりデビュー戦が世界ランカーとの対戦になりましたが、3-0の判定で見事圧勝しています。

映像を見ても分かりますが、とてもデビュー戦とは思えないすごい動きです・・・。

その結果、このデビュー戦でいきなり日本ランク10位になりました。

続いての2戦目も、判定で勝利して早くも世界ランクは14位になり、3戦目では初KO勝利で東洋太平洋1位にランクインしています。

そうして、4戦目で日本男子では最短記録となる東洋太平洋王座獲得し、さらに5戦目でこちらも日本最短記録WBO世界ミニマム級王座を獲得しました!

また、その後はミニマム級での初防衛戦を経てベルトを返上、ライトフライ級へとステップアップし、日本最速タイ記録となる8戦目で2階級制覇を達成しています。

さらに、田中恒成選手はライトフライ級で2度防衛した後、田口良一選手との「統一戦」を行う予定でしたが、2度目の防衛戦で両目に眼窩底骨折を負い試合は白紙となりました。

その後、田中恒成選手は3階級制覇を目指して「フライ級」へと階級を上げ、2018年9月にこちらも世界最速タイ記録となるプロ12戦目での3階級制覇を達成しています。

正直、この一連の流れを見ると、出来すぎていて現実の事とは思えない感じもありますが、これだけの事が出来るのはやはり本人の実力と、畑中会長の手腕ではないかと思います。

そして、それを裏付けるように、田中恒成選手のボクシングに対する評価も非常に高く、常に強い相手と戦う姿勢は多くのファンの心を掴んでいます。

今後は井岡一翔選手が達成した「4階級制覇」も視野に入っていると思うので、これからの田中恒成選手の動向に注目です!

田中恒成の両親は父親が元相撲取りでトレーナー!

田中恒成選手の父親である田中斉(ひとし)さんは、2021年で54歳になります。

田中斉さんは、柔道の黒帯を持っていて元腕相撲の日本王者と言う経歴を持った方なので、相当腕っ節は強いのではないでしょうか。

また、空手のトレーナーの資格を持ち、ボクシングに関しても田中恒成選手が高校生の時に、ボクシングトレーナーの資格を取りに行っています。

そして、資格は会社員をやりながら取りに行ったと言う事なので、仕事は普通に会社員をやっているか、現在は畑中ボクシングジムでトレーナーもしているかも知れません。

また、母親に関してはほとんど情報が出ていないので、健在だと思いますが詳しい事は分かっていません。

田中恒成の兄弟は兄もボクサーだった!

そして、田中恒成選手の兄弟ですが2歳年上に、兄の田中亮明(りょうめい)さんと年齢は分かりませんが現在小学生の妹、杏奈さんがいるようです。

兄の田中亮明選手も、田中恒成選手と同じように最初は空手を習っていて、後にボクシングを始めました。

また、身長170センチの左ボクサーファイターと言う事で、階級的には田中恒成選手よりも少し上の階級になりますね。

そして、田中亮明選手は井上尚弥選手と同年齢なので、インターハイなどで何度も対戦しているようです。

こちらの画像ではとても高校生とは思えない高レベルの試合が確認できます。

井上尚弥選手との戦績は、4戦4敗で一度も勝てませんでしたが、高校3年の時は階級を一つ上げて田中恒成選手と兄弟優勝しています。

そして、大学は駒澤大学に進学し、そこでアマチュア選手として大活躍して現在は中京高校で教員として働いているようです。

また、2015年には全日本選手権でも優勝し、リオ五輪テストイベント(プレ五輪大会)で日本人ボクサーとして40年ぶりとなる金メダルも獲得しています。

なので、このままオリンピックに行ける!と思われましたが、最終予選で1-2の判定で負けてしまい、残念ながらリオ五輪出場は逃してしまいました。

しかし、田中亮明選手は次の東京オリンピックで大活躍し、見事銅メダルを獲得して注目されました。

年齢的にもまだまだやれると思うので、次のオリンピックにも出場して金メダルを獲得して欲しいと願います!

田中恒成の年収はどれくらい?

すでに3階級制覇している田中恒成選手の年収はどれくらいなのでしょうか?

一般的にボクシングのファイトマネーは、選手のランクごとに金額が決められています。

現在、想定されている金額は以下の通りです。

4回戦        3~5万円
6回戦        5~10万円
8回戦        10~30万円

日本タイトルマッチ  30万円~数百万円
世界タイトルマッチ  2、3千万円~数億円

また、階級によっても金額が変わると言われていて、重い階級程ファイトマネーも高くなると言われています。

そして、田中恒成選手のファイトマネーを見ていくと、デビュー戦はともかく2戦目からは日本ランキング入りしているので、すでに30万円近いファイトマネーはあったと思います。

さらに、その後はすぐに東洋太平タイトルを獲っているので、この時点でファイトマネーは数百万円になっているでしょう。

そして、世界戦が防衛戦と合わせるとすでに10回行われているので、2015年~2019年にかけて獲得したファイトマネーは世界戦が1試合3000万円だった場合、すでに3億円に達していると思われます。

ただ、所属ジムにマネージメント料などを支払わなければならないので、ボクサー本人の収入はもう少し低い額ではないでしょうか。

なので、プロになって稼いだ金額は2億円以上と言った所ではないかと思います。

もちろん、あくまでも推測なので正確な事は分かりませんが、これくらいは稼いでいても不思議では無いと言えます。

そして、現在、日本のファイトマネーの最高額は、薬師寺保栄vs辰吉丈一郎戦の3億4200万円です。

これは統一戦だったので、ファイトマネーは折半され1億7100万円が個人が受け取った日本歴代1位のファイトマネーとなります。

なので、いつか田中恒成選手がバンタム級まで階級を上げて、井上尚弥選手と世界戦をやるとなると、ひょっとすると歴代1位を塗り替えるファイトマネーになる可能性もあるでしょう。

また、現在は20代半ばという年齢を考えても、ケガをしない限り後5年は全盛期として戦えるので、一体どこまで階級を制覇して防衛するのか非常に楽しみです。

さらに、人気が出れば出るほどファイトマネーもどんどん膨らむので、現役中に一体どれだけ稼ぐのかにも注目が集まります!

田中恒成の彼女の存在は?

そして、田中恒成選手は現在付き合っている彼女などはいるのでしょうか?

色々調べてみましたが、現在は特別付き合っている彼女などは確認出来ませんでした。

若いボクサーはわりと中学や高校の同級生と長く付き合っていたりするパターンも多いですが、田中恒成選手はそういうのは無さそうな感じですね。

しかし、すでにある一定の成功は納めてるので、良い出会いがあればすぐにでも結婚する可能性もあるのではないでしょうか。

なので、また何か新しい情報があれば追記していきます。

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終わりに

田中恒成選手の作ったプロ5戦目の最速世界王座獲得記録は、今後抜かれる事はまず無いと思います。

タイ記録はあったとしても、抜くのはほぼ不可能でしょう。

それだけですでに日本のボクシング史に名前を刻んだと言えるので、今後はどれだけの記録を達成するのか本当にワクワクします!

今後も田中恒成選手の試合に注目です!

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