現在、日本男子のトップフィギアスケーターと言えば羽生結弦選手です!
日本だけでなく、羽生結弦選手は現在トータルスコア(330.43点)の現・世界歴代最高得点記録保持者となっています!
そして、羽生結弦選手が活躍するフィギュアスケートは、莫大な資金が必要な事でも知られていますが、一流の選手となって金メダルを獲得するまでに一体どれくらいの費用がかかるのでしょう?
また、現在の年収や、両親の仕事や兄弟もフィギアスケートがすごいのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました!
目次
羽生結弦ってどんな人?
プロフィール
生年月日 1994年12月7日
出身地 宮城県仙台市泉区
身長 172cm
体重 52kg
血液型 B型
学歴 早稲田大学人間科学部(eスクール)在学中
羽生結弦選手は、4歳からスケートを始めて、5年後の2004年に初出場した全日本ノービス(Bクラス)で優勝し、9歳で初めて金メダルを獲得するなど、かなり早い段階から才能の片鱗を見せていました。
さらに、小学6年生の時には「天才スケート少年」として、地元のテレビ局で羽生結弦選手の特集が組まれ、翌年には中学1年生で全日本ジュニア選手権3位に入る活躍を見せます。
ちなみにノービスの選手が、全日本ジュニア選手権の表彰台に上がるのは日本男子史上初の快挙でした。
その後も、全日本ジュニア選手権での初優勝を皮切りに、以下のような目覚ましい活躍が続きます。
JGP トルン杯 JGP初優勝
JGPファイナル 史上最年少(14歳)で総合優勝
世界ジュニア選手権 優勝
四大陸選手権 銀メダルで史上最年少のメダリスト
世界選手権 銅メダルで最年少メダリスト(17歳3ヶ月)
全日本選手権 初優勝
GPファイナル 優勝
ソチオリンピック 日本人初の金メダル獲得(アジア人でも初)
世界選手権 初優勝
GPファイナル 日本男子初の2連覇
平昌オリンピック 66年ぶりのオリンピック2連覇
さらに、2015-2016シーズンのNHK杯では、トータルスコアで322.40点を記録し、史上初めてトータルスコアで300点超えを達成した男子選手となりました。
そして、その後も活躍は止まらず、全日本選手権4連覇やGPファイナル4連覇など前人未到の記録を次々と塗り替え続けています。
今後も羽生結弦選手がどこまで行くのか、世界中のフィギアスケートファンが注目しています!
羽生結弦の両親の仕事や兄弟もやっぱりすごい?
羽生結弦選手の父親は、羽生秀利さんで職業は中学校の教頭先生と言う事です。
一応公務員なので、それなりの年収はあると思いますが、ただ「お金持ち」と言うほどでは無い為、お金のかかるフィギアスケートをさせるのにかなり苦労をしていたそうです。
例えば、羽生結弦選手が有名になって引っ越すまでは、家賃5万円の家に住み、その当時は試合で着る衣装を母親が手縫いで作っていたと言います。
そんな母親は、羽生由美さんと言って現在は専業主婦のようですが、以前は紳士服売り場やクリーニング店などでパートとして働いていたそうです。
やはり、フィギアスケートはかなりのお金がかかるので、母親も働かないとお金を工面出来なかったのかも知れません。
そして、羽生結弦選手の兄弟は上に一人だけ4歳年上の姉「羽生さや」さんがいます。
もともとは、姉の羽生さやさんが先にフィギアスケートをやっていて、それに影響を受けて羽生結弦選手もやり始めたのがキッカケだったようです。
また、羽生結弦選手は2歳の頃から喘息の症状があった為、ホコリなどが少ないフィギアスケートをやるのは両親的にもちょうど良かったと言います。
そして、現在、姉の羽生さやさんは、自身も羽生結弦選手もよく練習していた「アイスリンク仙台」の職員として働いているそうです。
経緯は詳しく分かりませんが、やはり子供2人がフィギアスケートをやるのは家計的にも苦しいので、才能ある弟の為に姉はフィギアスケートを続けるのを諦めたようです。
ただ、弟がこれだけすごいフィギアスケーターなので、恐らく姉の羽生さやさんもかなりのスケーターだったのではないでしょうか。
もし、続けていたらひょっとすると、浅田真央選手のようになっていたかも知れないだけに残念ですね(>ω<)
フィギュアスケーターの賞金は意外と安い?
フィギアスケートと言うスポーツは、ある意味一番お金のかかるスポーツでは無いかと思います。
めちゃくちゃお金をかけて努力して、やっとそこそこの選手になって大会で優勝したとしても、フィギアスケートの大会で得れる賞金はそれほど大した金額ではありません。
グランプリシリーズで優勝すると約200万円。
グランプリファイナルで優勝すると約300万円と言われています。
ただ、世界選手権は少し高くて500万円なので、他のものに比べると高額ですが、フィギアスケートの世界ではこれくらいの賞金は、日々の練習代や衣装代などで一瞬で消えてしまいます。
そう考えると、羽生結弦選手のように、超一流のフィギュアスケーターになる為にかかる費用は一体どれくらいなのでしょうか?
羽生結弦にかかった驚きの金額とは?
フィギアスケートは、レベルが上がるほどお金がかかるようになって行きます。
一番最初にかかる費用だけでも、ざっとこれくらいはかかります。
スケート靴代、約1.5万円~3万円。
リンク貸切代、 月2万円~5万円(複数で割る場合)
個人レッスン代、月2万円~5万円。
練習用の衣装代、数万円。
試合用の衣装、10万円。
振付け代 年間数万円~
国内の遠征費(コーチの渡航費+宿泊代含む)
これはあくまでも、本気のフィギュアスケーターを目指した場合です。
ただ、ちょっと習うくらいなら月謝数千円で教えてくれる所はいっぱいあります。
そして、まずはこの辺の初期費用レベルで、毎日レッスンに励み実力をつけて行く事になります。
それで順調に実力がついて来たら、どんどん道具の質やコーチのレベルなども上げて行く事になり、それに比例して費用もかかるようになっていきます。
上のレベルになってくると、国内の遠征費だけで年間500万円。
海外の遠征になると1000万円は超えると言われています。
そして、
靴代に年間100万円。
衣装代120万円。
振付に1曲あたり100万円はかかるようになってきます。
おまけに、このレベルになると大きな大会へ出る為に有名クラブへ登録することになるので、その登録代だけでも60万円はかかると言われています。
さらに、トップ選手になると相当なレベルのコーチをつける事になるので、コーチ代も年間にするとかなりの金額になります。
実際、トリノ五輪・金メダリストの荒川静香さんは、フィギアスケートを始めてからオリンピックで金メダルを獲るまでにかかった費用は2億円以上だと公表していました。
荒川静香さんの時代も、今の羽生結弦選手もトップ選手になるための費用はそう変わらないと思うので、恐らく羽生結弦選手がオリンピックで金メダルを獲るまでにかかった費用も、2億円以上と思われます!
正直、普通では考えられない費用だと思います。
どう考えても、一般の家庭で賄える金額ではありません。
では、これだけの費用をどうやって捻出するのかと言えば、やはりスポンサー契約になります。
ただ、最初の時期は当然自腹なので、有名フィギアスケーターの家は基本的に皆お金持ちが多いようです。
以下は各選手の父親の職業となっています。
宇野昌磨選手 会社社長
荒川静香選手 NTT東日本の幹部
浅田真央選手 会社経営
村主章枝選手 パイロット
安藤美姫選手 喫茶店チェーン店の経営者
中野友加里選手 会社経営
小塚崇彦選手 スケートクラブ経営
羽生結弦の驚きの年収とは?
小さい頃から莫大なお金をかけてフィギュアスケーターとなる訳ですが、トップ選手になって世界大会などで優勝しても、最大で500万円くらいの賞金しかありません。
しかし、オリンピックで金メダルを獲るくらいまでの選手になると、かなりの数のスポンサーを得る事が可能です。
ちなみに、浅田真央選手が2013年度に稼いだ年収は約6億円と言われています。
そのうち、スポンサー料とCM契約などで、約5億8000万円の収入があったとされています。
こう考えると、オリンピックで金メダルを獲るまでに2億円かかったとしても、十分その分は回収できる事が分かります。
とはいえ、オリンピックで金メダルを獲れる人などそう居ませんので、かなり限られてしまいますけど・・・。
では、羽生結弦選手の現在の年収はどうなのでしょう?
やはり浅田真央選手が稼いだくらいの年収はあるのでしょうか?
羽生結弦選手は、現在はシンボルアスリート(SA)には加盟していませんが、2013-2014年度は加盟していました。
SAとは「日本オリンピック委員会(JOC)が加盟団体の肖像権を一括して管理し、JOCが指定したオフィシャルスポンサー企業にだけ代理店(現状では電通)を介してコマーシャル出演を認め、スポンサー企業は協賛金をJOCに支払って選手の強化資金に活用するというシステムである。」
なので、その頃の羽生結弦選手の肖像権などはJOCが一括管理しているので、羽生結弦選手をCMとかに使いたい場合は、JOCのオフィシャルスポンサーとなって、JOCにお金を払って羽生結弦選手に出演してもらうと言う形でした。
その経緯から考えると、その頃の羽生結弦選手の年収はそれほど多くは無かったと思います。
実際、浅田真央選手も2012年までJOCに加盟してましたが、2013年からは外れているのでそれ以後は莫大な年収を得る事ができたのだと思います。
なので、恐らく今現在の羽生結弦選手は、浅田真央選手までは行かないまでも、かなりの年収は稼いでいるのではないでしょうか。
また、ネットにある情報を色々調べてみると、羽生結弦選手の現在のCMのギャラは1本8000万円といわれているそうです。
そして、日本スケート連盟からCMは5本までと決められていて、その出演料の50%は日本スケート連盟が持っていくので、税金を引かれて羽生結弦選手のCMの取り分は1億5000万円くらいになるようです。
さらに、競技の優勝賞金やオフシーズンのアイスショーなどの出演料が1回50万円とも言われてるので、それらを年収に加算するとおそよ2億円前後と見られています。
そして、羽生結弦選手の場合は、写真集やDVDなども発売されていて、それらの関連グッズなども入れるともっと多い可能性もありますね 。
正直、ここまでの選手になると、もはや正確な年収を計るのは不可能だと思いますので、とにかく一般人には考えられないくらい、すごい年収なのは間違いないと思います!
ただ、ここまでになるのも、一般人には考えられないくらいの努力をしているはずなので、ある意味当然の報酬なのかも知れません。
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終わりに
やはりフィギアスケートをやろうとすると、やはりかなりのお金がかかりますね・・・。
ただ、選手として一流になればその何倍にもなって返ってくる事にもなるので、やるなら死に物狂いでやるか、出来なければ最初から本気でやらない方が良いかも知れません。
また、ある程度の身体能力的な適正もあると思うので、やはりフィギアスケートで活躍する人というのは、かなりの超人であり努力家で無いと無理でしょうね(^_^;)
コメント
羽生選手は2015年にシンボルアスリートから外れています。
また、強化指定選手は海外遠征費を連盟が負担します。
(ただし、選手とコーチ1名分なので、トレーナーなどを帯同するときは自腹)
世界選手権で優勝すると約500万円。