山中慎介選手は、過去12回の世界タイトルを防衛したすごい選手です!
2017年8月15日に具志堅用高さんの持つ、連続防衛記録13回を抜けるかどうかに期待が集まっていましたが負けてしまい、2018年3月の再戦でも残念ながら負けてしまいました。
しかし、5年半にも渡って12回も防衛する事は並みの選手には到底不可能なので、山中慎介選手は間違いなく日本人最高のチャンピオンの一人です!
そんな山中慎介選手のファイトマネーや、今まで稼いだ防衛戦の総額は一体いくらくらいなのでしょう?
ちょっと気になったので調べてみました。
目次
山中慎介が今まで稼いだ世界戦の総額はいくら?
プロフィール
生年月日 1982年10月11日
出身地 滋賀県
身長 171cm
階級 バンタム級
戦績
アマチュア:47戦34勝(10KO・RSC)13敗
プロ:31戦27勝(19KO) 2敗 2分
山中慎介選手は2011年11月に、WBC世界バンタム級チャンピオンになりました。
それから2017年までに12回の防衛に成功しています。
そこで気になるのが、そのファイトマネーです!
12回も防衛していたら、一体総額はいくらになっているのでしょう?
恐らくとんでも無い金額になっているはずです!
まず、ボクシングの世界チャンピオンのファイトマネーの相場が、2、3000万円~1億円の間と言われています。
この差は階級が重くなるにつれ、ファイトマネーの額も上がるようです。
なので、一番下のミニマム級での世界戦がファイトマネーとしては一番低い事になりますね。
とはいえ、2000万円以上は貰えるので十分と言えば十分です。
日本チャンピオンで防衛しても数百万円程度なので、世界戦で1回でも防衛すれば日本チャンピオンの数十倍になります!
そして、山中慎介選手のファイトマネーはと言うと、恐らく3000万円以上はあると思われます。
その根拠は、山中慎介選手と同じ階級で世界戦を10回防衛している長谷川穂積さんが、1年で3回防衛した年、年収が1億円を超えたと報道されていたからです。
「世界王者・長谷川穂積が16日、昨年3試合を消化した防衛戦のファイトマネーなどによる年収が税込みで総額1億円を超えていたことを明かした。2005年4月の世界初挑戦奪取以来初という。」
出典 http://www.sponichi.co.jp/osaka/spor/200902/17/spor217679.html
ただ、世界戦のファイトマネーには色々複雑な事情もからんでくるので、全てにおいてこの金額に当てはまるものでも無いです。
と言うのも、世界戦に挑戦して勝った場合、その後の2、3試合の興行権は元チャンピオン側にある事が多いそうです。
世界挑戦する契約に、そう言った事が盛り込まれているみたいです。
なので、その後2、3試合の防衛戦は元チャンピオン側にいくらか流れていくので、3回くらいの防衛戦のファイトマネーはそんなに高額にはならないと言います。
あと、テレビで放映されるかどうかや視聴率でも金額が変わってくるようですね。
一説には
テレビなし、観客3000人以下の見込み:400万
テレビなし、観客3000人以上の見込み:600万~1000万
テレビ視聴率10%以下:1500万
テレビ視聴率15%以下:3000万
テレビ視聴率20%以下:5000万
テレビ視聴率25%以下:1億
テレビ視聴率30%以下:2億
テレビ視聴率35%以下:3億
※視聴率にあわせて会場収入は増えると想定出典http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4621137.html
と言った数字も出ているようです。
なので、話題性があり人気のある選手がテレビ放映された場合、高視聴率ならとんでもない金額がファイトマネーに上乗せされる事になります。
日本人最高のファイトマネーは辰吉丈一郎vs薬師寺保栄戦!
1994年に行われた「辰吉丈一郎vs薬師寺保栄」の日本人初の世界バンタム級王座統一戦です。
この試合は当時、試合前からお互い壮絶な舌合戦を繰り広げるなどかなりの注目を浴びていて、当然テレビ放映もされて関東地方では39.4%もの視聴率を獲得しました!
そのお陰か、この試合のファイトマネーの総額は3億4200万円にもなり、国内最高額のファイトマネーとして現在でもこの記録は破られていません。
そして、この試合は王座統一戦と言う事でファイトマネーは折半。
お互いに1億7100万円のファイトマネーが支給されました。
このように、ただ世界チャンピオンになるだけでは無く、何かと「話題性のある付加価値」がつくと、それに応じてファイトマネーも釣り上がるようになります。
山中慎介が稼いだ総額は4億円以上?
恐らく、山中慎介選手も最初の防衛3試合くらいはそんなにファイトマネーは多く無かったかも知れませんが、その後は順調に上がっていったのではないでしょうか。
そこで、山中慎介選手が今まで稼いだファイトマネーを予測してみると、最初の3試合のファイトマネーが少なめの2000万円だったとして6000万円。
その後の9試合が3500万円だったと予測すると、総額は3億7500万円となります。
さらに、タイトルを失った試合や再戦の試合でもファイトマネーは支払われてるはずなので、今までの総額は4億円は軽く超えてるでしょう。
もちろん、これは世間で言われている相場での予測ですので、あくまでも目安に過ぎません。
一つ上の階級である世界スーパーバンタム級チャンピオンだった西岡利晃さんは、アメリカでやった7回目の防衛戦のファイトマネーは7800万円だったそうです。
また、バンタム級より4階級重い世界ライト級のチャンピオンだった畑山隆則さんは、初防衛と2回目が5000万円、3回目が7000万円だった事を自著で明かしています。
なので、正直今のバンタム級の正確なファイトマネーがいくらなのかは部外者には分かりません。
さらに、ボクシングのファイトマネーは選手個人に支払われるのでは無く、「選手陣営」に支払われるので、総額からジムに33%引かれた金額がボクサーの受け取る金額になります。
ですので、予測した総額よりもひょっとしたらもう少し金額は下がるかも知れませんし、逆に実は1試合5000万円あったとすれば、後半の8試合だけで4億円にもなります。
正確な事はこの先、引退した山中慎介選手が他のチャンピオンと同じように裏話のような形で本にしてくれるかも知れません。
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終わりに
ボクシングも世界チャンピオンクラスになると、やはり相当な金額が稼げるものですね。
しかし、それまではほとんどファイトマネーなどあって無いようなものなので、これだけ貰っても当然と言えます。
そんな山中慎介選手も引退した事で、今後は世界戦の裏話についての本も出してくれるかも知れないので楽しみでもあります。